Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

大人だろ勇気を出せよ

2018年08月26日 | やさぐれ男のつぶやき

心身の健康のためには、

やはり適度な運動と栄養のある食事。

そして充分な睡眠を取ること。

 

そんなコトは言われなくてもわかっとるんじゃ。

今さらわかりきったことを何遍も言うんかい、あん?

 

とやさぐれる日々。

適度な運動はほぼゼロ。

仕事場は4階にあり、毎日階段をのぼるのだけど、

運動と言えるのはそれくらい。

電車では座席が空くと一瞬で座る体たらく。そこだけは素早い。

たまに老婆に睨まれるので、そそくさと譲るのだけど。

あとは夜寝る前のストレッチぐらい。

 

栄養のある食事もほぼゼロ。

カップ焼きそばとか焼きそばパンの日々は

とにかくやさぐれるだけだと思うのだけど、

夜遅く、麦のアレをあおりながら、

朝見られなかった朝ドラ「半分、青い」の録画を見て

悪態をつく体たらくはいかがなものか、と。

 

明日締切の原稿が3本あり、

そのうちの1本はなんとか書き上げる。

もう1本は金曜日に書いていて推敲すればいい感じ。

致命的なミスとか抜けがあったらどうしようかと戦々恐々。

最後の1本が書き上がるのは、もう少し。

そうなると午前様だなあと思いながら、

焼きそば抜きで走り抜けたいな、と。

悪態ついてるヒマがあったら書きます。はい。

 

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だってだってなんだもん

2018年08月26日 | 映画など

アニエス・ヴァルダ監督「幸福(しあわせ)」を見る。

名作の誉れ高いというか、

ヌーヴェルヴァーグ期の傑作として

それはそれは有名な映画だけれど、

シネフィルのくせに未見でした。

だって、ヴァルダ女史ってヌーヴェルヴァーグといっても左岸派で、

ゴダールやトリュフォーらのカイエ派と違い

なんか硬派なんだよな。アラン・レネとかクリス・マルケルとか。

といって、わからない人も多いと思うので、

グーグル先生などに聞いてみてくださいな。

そんなこんなで喰わず嫌いだったわけだけど、

いざ見ると、すげえなあと開いた口が塞がらない。

 

 

色彩の映画だと思う。

一見幸せそうな家族がまったりする森の緑。

街の建物に塗られたペンキの赤。

冒頭に意味深な感じで出てくるヒマワリの黃。

浮気する夫のシャツの青。

とにかく色鮮やかなものがこれでもかとスクリーンを圧倒する。

 

美人でつましやかな妻に全く不満はないのだけれど、

あまりにも日々が平穏すぎるのか、

郵便局に勤める女と不倫関係に陥る主人公の夫。

やがて突然の悲劇が。そしてまた平穏な日々が戻り、続いていく。

人生をとことんフラットに描きつつ、

色彩はあくまで鮮やかで、全編に流れるモーツァルトの音楽も流麗。

 

そうやって観客を安心させたと思ったら、

ときおり挿入される、鋭いカットバックの応酬。

これはジャン・ルノアールのオマージュらしいのだけど、

なんとも官能的かつ限りなく健康的な、森での抱擁シーン。

結局のところ、心がざわざわして、

背筋が凍るような感覚もあったりする映画というか。

 

ヴァルダ監督って、

「5時から7時までのクレオ」とか「歌う女、歌わない女」とか、

シャルロット・ゲンズブールが出た

「カンフーマスター!」とか面白いんだろうか。

最新作もあったな、ロードムービーだっけ。90歳なんだよな。

と、しばらく封印されていたシネフィル魂が炸裂してしまいました。

だって、映画見るのも実に久し振りだったし。

このまま一生、映画なんか見られないと思うほどだったので。

 

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