羽田からANAで鳥取空港へ。
着いた途端、江戸川コナン君がお出迎え。
青山剛昌先生の故郷ということで
空港の名前は「鳥取砂丘コナン空港」となっていた。
わかりやすいというかなんというか。
境港市には水木しげる先生の記念館もあるし、
鳥取はマンガ絡みの観光地が目立つようで。
取材先は、コナン空港からバスで40分ほどの
ところにある倉吉という街で、
室町時代に城下町として形成されたのが始まりらしい。
江戸時代には武家屋敷が颯爽と並び建てられ、
交通網の要衝として栄えたようで。
当時の街並みが残されていて、白壁の土蔵と、
その脇を流れる小さな川が、なんとも風情たっぷり。
街並み自体はこぢんまりとして、
小一時間でひとまわりするぐらいの規模。
歩いたのが日曜の夕方ということで、
軒並みお店は閉まっていて、開いているところはごく少数。
いかにも怪しい中華屋があったので、そこに入ろうと
思ったのだけど、すんでのところで回避。
唯一まともそうなお店に入って、
同行のカメラマンTさんと、餅しゃぶなるものを食す。
しゃぶしゃぶのアレです。肉の代わりに平べったい餅を
鍋にくぐらせて食すのです。けっこう美味。ダシがいいのかな。
麦のアレは、おそらく飲まなかったのではないでしょうか。
ただ、死んでも飲まなかったかと聞かれると、
絶対100%ありえない、というわけではない。
あくまで仕事ですから。取材で来てるわけですからね。
と、どこかの政治家のような言い訳をする山陰の夜。