うひょひょひょひょひょ。
出たな。この●●●●が!
いくら駆除しても死滅しないのは
どういうことなのだ、邪悪なT君よ。
「いや〜ついにやらかしまたね〜ペヤング〜。
まさかアレだけで出すとは思いませんでしたよ〜」
アレとは何だ。
その、ボトルに入ったソースのことか。
「参っちゃいますよね〜このボトルがあれば、
すべてのモノがペヤング味になっちゃうじゃないですか〜。
ご飯にかけたり、ハムカツにかけたりしたら、
それはもうなんともアレですよね〜」
別にかけたっていいだろう。
そんなのは個人の勝手だ。
「そりゃあそうですけどね〜でもひねりがないですよ〜。
ペヤング焼きそばにさらにかけたらいいんじゃないですかね〜。
どす黒い色がさらにどす黒くなって、ドロドロな焼きそばで〜」
そんなモノ誰が食うのだ。
貴様以外食う奴は誰もいない。
「甘いですね〜今や、UFOや一平ちゃんに
このソースをかけているという、
背徳的なコトをしている輩が
世界中で増えているっていうじゃないですか〜
それはいくらなんでも邪悪すぎますよ〜。
ペヤング味のUFOなんて、どうなるんでしょうね〜」
なぜ貴様はそんなに嬉しそうなのだ。
少しは真面目に生きたらどうなのだ。
「世界がペヤング味で染まったら、
きっと桃源郷になりますよ〜だからかけましょうよ〜。
まわりにある食い物にかけまくって、
ドロドロにどす黒くしちゃいませんか〜」
貴様はテロリストか。
ペヤングソースで世界をどうにかしようとしているのか。
「そんな大それたこと考えてませんよ〜。
全部どす黒くなれば、少しぐらい汚れていたって大丈夫ですからね〜。
ほら、人間、いつまでも清廉潔白ではいられないじゃないですか〜。
さあ〜どす黒くなりましょうよ〜ペヤングで〜」
テロリストは始末せねばならぬ。
そう思った瞬間、邪悪なT君の体をみじん切りに。
ミキサーに入れてピューレ状になるまで回す。
そいつを鍋に入れてシナモン、ナツメグと一緒に
ぐつぐつと煮込む。
「うひょ〜ソースみたいになっちゃいましたよ〜。
ぜひ焼きそばにかけてくださいよ〜そうすれば
身も心も焼きそばと一緒になりますから〜。
あ、あとふりかけもかけてくださいね〜」
出来上がったモノを焼きそばにかけるかどうか。
それは神のみぞ知る。いや、悪魔か。