Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

ハート&ソウル

2018年08月30日 | 読んでいろいろ思うところが

「枝野幸男、魂の3時間大演説」(扶桑社)を読む。

去る7月20日、国会で内閣不信任案を

提出した野党を代表して、

枝野さんがおこなった趣旨弁明演説を

そのまま書き起こした本で、

アマゾンで1位になるほどの売れ行きらしい。

演説は実に2時間43分にも及び、

これは衆院では最長の記録とのこと。

でも「この演説の特色は長さにあるのではない。その内容にある」

という前書きを読んで買った自分。

見事に販売側の術中にはまったというか。

 

 

 

枝野さんがそんなに好きなわけではないのだけれど、

安倍政権が不信任に足る理由を理路整然と語る、

その言葉に重みと誠実さがにじむというか。

さまざまな政治用語や時事ネタに的確に脚注を入れた

編集者のセンスも光る。690円という価格の安さも含めて、

たいへん頭のいい企画だと思う。こういう本を作ればいいのだ。

 

現在の安倍政権にまつわる

さまざまな問題点がよくわかるし、

学校でも副読本として社会の授業とかで使うといいのに。

そんなことすると文科省が怒り心頭だと思うけど。

コメント
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