カは哀しみのカ

レイ・ブラッドベリが亡くなったとのニュースが。
享年91。天寿を全うした感じなのだろうか。

おもにハヤカワ文庫や創元SF文庫で読んだ、
『火星年代記』『何かが道をやってくる』、
『10月はたそがれの国』そして『華氏451』。
抒情的でどこか哀しみに満ちた作風が好きでした。



最初に読んだのは『華氏451』だったかな。
トリュフォーの映画を先に見て、
興味が湧いたのがきっかけだったような。
割とエキセントリックな印象の映画と比べて、
かなりセンチメンタルなSF小説という記憶が。

カート・ヴォネガットも亡くなり、
ブラッドベリも鬼籍に入ってしまったとは。
学生時代によく読んでいた作家がいなくなってしまうのは、
それだけ時間が経ってしまったということなのだろう。

自宅の本棚を漁れば、何冊か出てくるはずなので、
また読み直してみようかと。

ご冥福をお祈りします。

凝り固まった人生

夕方、整体に行く。
ほぼ週に２回、通っているのだけど、
なかなか肩凝りや腰の痛みが改善しない。
「内臓が原因ではなさそうですけど、なかなか凝りがなくなりませんね～」
と語る整体の先生。筋肉の奥にしつこい凝りがあるようで。

「いっそ、すべてを忘れて温泉でも行ったらどうですか」
とも言われてしまう。先生の話によると、
絶えず仕事のことが頭にあると、寝ていても
休みの日でも、神経が緊張して身体が縮こまるらしい。
それによって凝りが出るので、
とにかく完全オフの時間を取ったほうがいい、と。

行こうかな、温泉。
３日ぐらいまったくのフリーになるのもいいかも。
このまま行くと死ぬぞ、きっと。
いつもはニール・ヤング（or ディラン）を聞きながら、
麦のアレをかっくらうところだけど、
とりあえず今夜は風呂に入って寝ます。
BGMはノラ姐さんにしておこうかと。
ということで「リトル・ブロークン・ハーツ」をば。
ギター持って歌うんだ。姐さん。武道館行きたいな。

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ビヨンド無芸大食

昼から早稲田で取材が一件。
仕事場にもどって、本の構成案などを作る。
夜は麦のアレを少々いただきながら、打ち合わせ。
秋におこなうイベントの司会をすることに。
司会なんてほとんどやったことがないのだけど、
芸の肥やしになることを願って引き受けるしかない感じ（←芸って何？）。

それにしても、菊地容疑者。
事実婚の男性とウエディングドレスを着て
記念写真を撮っていたとのニュースが。
ここまで来ると、映画にするしかないでしょう。
誰か脚本を書いて撮ってください。

犯罪者が逃亡する物語って、
阪本順治監督の『顔』や成島出監督の『八日目の蝉』など、
いい映画が多いのだけど。菊地容疑者を演じるのは誰がいいだろう。
神様（宮崎あおい、蒼井優、多部未華子）でもいいのだが、若すぎ。
永作博美かなあ。石田ゆり子という声も聞いたりして。

Helpless

『ヒア アフター』の続きを書こうと思ったけれど、
菊地直子容疑者逮捕で、世間は大騒ぎ。
「櫻井千鶴子」という偽名を使っていたそうな。カッコいい名前だ。

以前、平田容疑者が捕まったとき、
一部ロックファンの間（？）で、
ニール・ヤングにそっくりだと話題になったのを思い出した。





似てるかな、似てるか。
じゃあ菊地容疑者はリンダ・ロンシュタットに似てるかというと、
まったく似てなかったりする。
ニコレット・ラーソンはどうだろう？　とイメージ検索してみるが、
やっぱり似ていない。暇なのか、自分。

リトマス紙のような

クリント・イーストウッド監督『ヒア アフター』を見る。
冒頭、大津波に襲われるシーンがあり、
東日本大震災の被害を鑑みて、上映中止になったいわくつきの作品。
おまけにマット・デイモン演じる主人公は
死者と話ができる霊能者ということもあって、
かなりキワモノ的な扱いを受けているようだ。
確かにそう、キワモノだけど、
いつのまにかイーストウッドの演出にハマり、
見終わったあとは、感動すらしてしまう。
気持ちよく騙されてしまったという感じ。

どろどろの季節

それにしても寒いのか暑いのか。
この突然の雨は夕立なのか竜巻なのか。
不順な天候のせいもあるのか、体調も相変わらず悪い。
朦朧としながらテープおこしをしたり、
来月に出る雑誌の会議に出たりする。
今日こそ早く帰って休もう、と思っていたが、
このエンドレスな感じ、なんとかならないものか。

うひょひょひょひょ。

嗚呼。死滅していたと思っていたのに。
どうしてそんなに強靱で能天気なのだ、邪悪なＴ君よ。



濃口ソース？　からしマヨネーズ？
これってペヤングなのか。

「そうなんですよ～赤い彗星で他の追随を許さなかったペヤングなんですけど、
　待ちに待った新製品がコレとはまた、うひょひょ」

濃口って、ソースが濃いということなのか。

「そうらしいですけどね～もともとペヤングのソースは
　かなり濃いんですけど、さらに濃厚なんじゃないですか～。
　きっと、どろどろのソースですよ～たまりませんね～」

からしマヨネーズって、どこかで聞いた気が。

「おや～気がつきましたね～そうです、
　一平ちゃんですよ、一平ちゃん～。
　まさかアレと同じパターンで行くとは、
　ペヤングもヤキが回ったみたいですね～」

ヤキが回っているのは、君自身だろ。

「いやいや～メーカーが知恵を結集して作ってきた
　カップ焼きそばのバリエーションも、
　ついに枯渇したみたいですよ～
　根性がないですね～根性が～」

珍しく苦言を呈する邪悪なＴ君。
それにしても根性なのか、カップ焼きそばって。

「まあペヤングで一平ちゃんを
　味わうと思えばいいんじゃないですか～。
　いろんなことをあきらめると、
　新たな桃源郷が見えてきますからね～うひょひょひょ」

貴様こそ桃源郷に送ってやる、
と思った途端、邪悪なＴ君は
しゅるしゅるとその姿を消してしまうのでした。

そんな君にミリオン

とあるテレビ番組を本にするので、
収録のスタジオ見学と、スタッフや出演者の方々と打ち合わせ。
秋の発売を目指して、
クリアしないといけないものを洗い出す。
こちらはページ構成の見直しと、
手伝ってくれるライターさんや、カメラマンさんを探さないと。

仕事場に戻って、別件の仕事でデザイン出し。
すぐ終わる予定が、３時間近くかかってしまう。
どうも集中力に欠けるようだ。累積している疲れが取れていないのかも。

あと、原稿を書いて、テープおこしもしないと。
それにしても、いま音声認識ソフトってどうなっているのだろう。
要するに、音声データをテキストデータにしてくれるアプリって、
どのくらい進歩しているのかな、と。
速く正確にテープおこしをしてくれるアプリがあったら、
100万円出しても（ないけど）買いたいところ。
正直、労力が半分になるので、100万ぐらいすぐ取り戻せると思うのだが。
誰か作ってください。というか、もうあったりするのかな？