東京都現代美術館「トーマス・デマンド展」に行く。
ドイツ美術界を代表する写真家で、
厚紙で自作した精巧なレプリカを撮影する人、だ。
たとえば一般家庭のバスルームや流し、
フィルム倉庫やアメリカ大統領の執務室といった、
現代でよく見られるひとつの場面を本物そっくりに作りあげ、
それを写真に撮ったものが展示されている。
本物と見まがう精巧さだが、
よく見ると、紙の質感がわかってきて
どこか心が落ち着かなくなってくる。
本物に似ているけど、ちょっと違う。
そのあたりの居心地の悪さが、
現代アートとしての面白さなのだろう。
東京都現代美術館は江東区の
アクセスの悪いところにあるのだけど、
いつも刺激的な展示をしてくれるので、気になる美術館である。
展示室に行くまでのエスカレータから、
地下のホールを上から見下ろすことができるのだけど、
そこで東京の街のミニチュアセットが作られていた。
特撮ファンとして有名な庵野監督が館長をつとめる
「特撮博物館」の準備中だということがわかる。
特撮のミニチュアや小道具が多数展示されるらしい。
ジブリと提携しているらしく、
『風の谷のナウシカ』に出てきた
巨神兵の実写短編映画も上映されるとのこと。
監督は樋口真嗣とな。夏の楽しみがひとつ増えた。
ドイツ美術界を代表する写真家で、
厚紙で自作した精巧なレプリカを撮影する人、だ。
たとえば一般家庭のバスルームや流し、
フィルム倉庫やアメリカ大統領の執務室といった、
現代でよく見られるひとつの場面を本物そっくりに作りあげ、
それを写真に撮ったものが展示されている。
本物と見まがう精巧さだが、
よく見ると、紙の質感がわかってきて
どこか心が落ち着かなくなってくる。
本物に似ているけど、ちょっと違う。
そのあたりの居心地の悪さが、
現代アートとしての面白さなのだろう。
東京都現代美術館は江東区の
アクセスの悪いところにあるのだけど、
いつも刺激的な展示をしてくれるので、気になる美術館である。
展示室に行くまでのエスカレータから、
地下のホールを上から見下ろすことができるのだけど、
そこで東京の街のミニチュアセットが作られていた。
特撮ファンとして有名な庵野監督が館長をつとめる
「特撮博物館」の準備中だということがわかる。
特撮のミニチュアや小道具が多数展示されるらしい。
ジブリと提携しているらしく、
『風の谷のナウシカ』に出てきた
巨神兵の実写短編映画も上映されるとのこと。
監督は樋口真嗣とな。夏の楽しみがひとつ増えた。