Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

術中にはまる快感

2012年06月15日 | 読んでいろいろ思うところが
「レコードコレクターズ」最新号は、
やはりこの人でした。ポール・マッカートニー。
71年にリリースされた「ラム」のリマスター盤特集。
特集を読むと、出た当時は酷評されまくりだったらしい。
どうやら、ビートルズ解散の張本人というレッテルを
張られたこともあって、ポールは「悪者」扱いだったとのこと。



「ラム」はすごくいいアルバムなのは間違いなく、
「ディア・ボーイ」「アンクル・アルバート~」
「ハート・オブ・ザ・カントリー」「バックシート」といった
名曲が目白押し。アットホームでありながら、才気走ったところもあり、
まさに天才がつくったアルバムでしょう。

今号は他に、
ポール・サイモン「グレイスランド」25周年リマスターの記事が
たったの2ページとはいかがなものか、と思いつつ、
レヴォン・ヘルムの熱い追悼記事や、ビーチボーイズの新作がいいとか、
ジョン・クーガー「ジャック&ダイアン」の歌詞研究があったりと、
オールドロックファンには嬉しい記事が並んでいる。

次号の特集は「ローリングストーンズのベスト100曲」らしい。
明らかに1位は「サティスファクション」でしょう、という意見もあれば、
「悪魔を憐れむ歌」か「ギミーシェルター」じゃねえの?という声も。
それにしても100曲も選ぶと、下位の曲はどんなものが入るのか興味津々。
そんなこんなで、ますますオールドなロックフリークは
「レココレ」の術中にはまる快感に浸るのでした。
コメント (2)
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