Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

脱帽ってどういう帽子?

2009年03月21日 | 読んでいろいろ思うところが
クラフト・エヴィング商會『ないもの、あります』を読む。
たとえば、「思う壺」の「壺」とはどういう「壺」なのか。
「口車」とはどんな「車」で、
「先輩風」とはどういう「風」なのか。
絶妙な文章とイラストで楽しませてくれる。
エスプリの利いた本というのはこういうものを言うのかもしれない。



上品でユーモアあふれる装幀や
デザインに定評があるクラフト・エヴィング商會だが、
おそらく彼らの最高作であり、そのセンスに脱帽。
いつか、こういうキレイなデザインで、
読者を楽しませる本を作ってみたい、と羨望の眼差しを持って読む。



助け舟、とな。
なるほど、こんな舟なのか。

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