Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

姐さんに首ったけ(←死語)

2016年04月02日 | たまには音楽でも

テデスキ・トラックス・バンドのライブに行く。

桜が満開の北の丸公園を通って日本武道館へ。

 

 

客層はいかにも、ブルースロック通ですよ的な、

オールマンからずっと聞いてますよ的な

やさぐれたオッサンが多いような。

自分もやさぐれたオッサンだけど、別に通でも何でもなく、

ただテデスキ姐さんの男前なボーカルと、

メンバーのかっこいい演奏を聞きたかった次第。

さすがに2階席まで満員というわけにはいかなかったけど、

熱心なファンが一堂に会した感じというか。

 

開始時間の19時きっかりにメンバーが現れ、

1曲目の「Mand Up Mind」から盛り上がる。

スーザン・テデスキ姐さんのボーカルの第一声、そして、

デレクのギターソロが始まるところで大歓声。いい雰囲気。

コーラスやホーンセクション、ツインドラムなど

メンバーの見せ場もふんだんに用意されていて、

ときおり、ジャムセッション的展開になるところのスリリングな感じ。

そしてテデスキ姐さんの圧倒的だけど、

温かみのあるボーカル。彼女のギターも魂がこもっていて上手いなあと。

旦那デレク・トラックスのこれでもか、という超絶ギターも、

スタンドプレーにならず、あくまでバンドの一部として

鳴らされる音という感じで、バンドとしての一体感は、

前回の渋谷公会堂のときより際立っていたと思う。

 

白眉は、アンコールで披露されたビートルズのカバー

「With A Little Heip My Friend」。

ドスの利いた演奏とテデスキ姐さんの歌心に圧倒されました。

 

 

これまで武道館はたいてい2階席ばかりだったけど、

今回は珍しく1階席で、見やすくていい感じだったなと。

ただ、隣にカップルで来ていた男性が、

やたらにビールをかっくらって、「イエーイ」「ヒョー」と

奇声を上げていたのに少々閉口。

そんなに騒ぐようなバンドではないと思うのだけど、

これもライブならではの醍醐味かな、と。

 

 

 

 

 

コメント
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