桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

矯正展

2014-06-06 | Weblog
京都からの帰り、科学技術館で始まった全国矯正展に行った。
社会に帰った後、毎年、行っているが、年々規模が縮小しているみたいで、今年などは最盛期の半分くらいだったろうか。
規模が小さくなれば買いたい物も少なくなって、気に入った靴もなかったし、切子グラスとエプロンだけを買って帰って来た。
誰一人として知った職員の顔もなくて社会に帰って18年になる歳月も感じたなぁ。

同志社大学

2014-06-06 | Weblog


今日は、同志社大学で話をした。
朝の9時半開始で、何人が来てくれるかと思ったが、総てが一般人で15名ほどだった。
「絵手紙の力と夜間中学」というテーマで連続の講座をする企画だそうで、その1回目に俺と絵手紙作家の田口孝夫さんが招かれての話だった。
布川事件に付いて、田口さんの体験を話すのを聞くのは初めてだったが、あの頃を思い出したし、あの時の感情も甦った。田口さんの思いを通した布川事件の闘いの話は、本当に素晴らしくて時間が足りない感じだった。