職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

繰り返し

2009年01月21日 | ヤスさん日記
壁にぶつかって
振り返って
弱い自分に出会って
そちらにひっぱられて
それでも
と思って
なんとか踏ん張って。

その繰り返し
が続きます。

人は一瞬で変化するものです。
ただ
それが周りに伝わるまでの
タイムログがあり
その狭間での強さが
必要になるものだなと。

石の上にも三年
誠心誠意で日々を送るだけですね。

搬入まであと2日
coffeeはあと何杯必要でしょうか
時間とは
自分の中でも編み出せる
と自分にいい聞かせつつ。
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春の香り

2009年01月20日 | ヤスさん日記
今日の新潟は春の陽気
窓を開け
ふと吸い込んだ空気が
あたたかさを育んで
もうその季節に向かっているのだな
と思う今日この頃です。

オバーワーク
その言葉がぴったりと。

そんな中でも
目の前のことを丁寧に
それでひとつひとつ
実がなっていくものです。
「todo」
鍵はその順番
寝る前の頭の整理と
起きがけのひらめきが
一日を左右しているな
と。

一日に何度もぶつかる壁
逆方向に向けて飛び出すベクトル
自分の感性
それを紡ぎ足す為の時間
ギリギリの接点
新鮮な空気
大切な声
お香が満ちる部屋

オーバーワーク
そんな中でもふと香るもの達に
感謝の日々です。
Hands two Hands
透明な歌声が似合う一日です。
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限界点

2009年01月19日 | ヤスさん日記
自分の限界点がどこまでか
試されているような
今週いっぱい
まだまだ始まったばかり
自分がどれくらいできるのか。
限界点は自分で決めるものとして
ひとつひとつを丁寧に
勧めてゆきたいなと。

時間の軸が崩壊しているようで
その中でも
仕事の中に学びがあり
学びがあるってコトは
際限がないってコトで
際限がない欲求ってコトは
いつまでも続くということで。

このまま走ったらどこまで行けるだろう
かなと。

1日が24時間なんだと
痛感する
今日この頃です。

時間に限界点があるとしても
精神の限界点はまだまだ。
こんな時こそ
普段の努力が活きて
不断の努力が必要なものです。

噴火前のマグマの如く
アドレナリンはふつふつ
と湧いてきます。
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儚いもの

2009年01月18日 | ヤスさん日記
作品制作もあと数日
徹夜の意気込みと
金属音の出せる時間とのせめぎ合いが
葛藤を誘発させ
これをおさめる術が
なかなか見つからないな
と思う今日この頃です。

にんべんに夢で「儚」
夢、人、儚い。

Cocco 強く儚い者たち PV


最近耳に残っている曲です。

弱さと思っていたものが
強さと
「儚き強さ」
その中になにを見いだすのか
深海の中で彷徨うような
言葉の流れです。

作品完成までの間に
今の答えが
降りてくれば
いいなと。

しばらくは
自分との対話で一杯な
職人なのでした。
あたたかいご飯と優しい料理
そんなのが
恋しいですね。

ナガさん
東京はいかがですか。
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厚材

2009年01月17日 | ヤスさん日記
本日より厚い銅板を叩き始め
1センチ伸ばすため1時間
その贅沢な時間が教えてくれるモノ
それが表現できれば素晴らしい。

強さと弱さ
速さとゆっくりさ

そんな関係の新たな発見がありました。
作品ができるまで
これを言葉にできればなー
と。

そんな今日も
筋肉の心地よい疲労感とともに
ふけてゆきます。
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happy go lucky

2009年01月16日 | ヤスさん日記
昼寝の目覚め
浮かんだ一言が至極今の自分にぴったりで
午後からのやる気にワクワクします。
なかなかうまくいかない仕事も
自分の発想次第で
光り輝く仕事になるものです。

先ずは一歩動き出すこと
そそして誠実さを忘れずに。
うまくく行かないとき程
試されているようで
そんなときこそ正直に。

「直」という言葉の意味には
隠れたものを見通す
ということもあるようです。
自分のこころが弱っているときこそ
正に直くあることが
職人の修行修行であります。

happy go lucky
言葉の意味はよくわかりませんが
なにか
とにかく幸せに一歩踏み出せそうな
そんな言葉です。

明日という一日が来ることが
どんなに幸せなことか。
1月17日前夜
この日に眠りにつけることを
そして
明日がくるという希望を
14年目の今日も
胸に刻みながら眠る職人なのでした。

新潟の吹雪はまだまだ続きそうです。
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口癖

2009年01月15日 | ヤスさん日記
新潟らしい雪空
並んだつららの可愛らしさが
ホッと一息を
優しくしてくれます。
このまま降り続いたら
家ごと埋まってしまいそうな
そんな新潟です。

いつもの口癖
それが
なにをあらわしているのか
やっとわかった
今日この頃です。

「大丈夫」
その一言のあとに
いつもついていたはず。

大丈夫だと信じている
大丈夫なように祈っている
大丈夫なように行動しよう
大丈夫いつもここにいます

「大丈夫」
いい加減に言っているわけでもなく
自分の祈りを言葉にのせて
それに近づけるように
と。

一青窈 - ハナミズキ


庭に咲く赤色が見せてくれる強さ
それを保ち続けられればなと
思う今日この頃です。
なにせ弱いものでしょうし
だからこそ
なのかもしれませんね。

今日も草花に教えてもらえることが
たくさんの一日です。
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弛緩と覚醒

2009年01月14日 | ヤスさん日記
自然を人間の世界に合わせたら
やはり大変なコトなのだな
と最近は形になってきているようです。
日々の生活の中で
感じるくまぐまの変化
それを身体で
受け入れることも
なかなか難しいもので。

人間を自然に
溶け込ませることができたら
本来の美しい世界が
見えてくるはずだな
と。

無為の中に
はっきりと見えることは
そこに在るだけで素晴らしい
ということかもしれません。

「花は自身の
 その美しさを知らない」

私の持っているものに
沿わせようとしていたら
違和感があったものを
手放してみたら
私の思っている方向に
進むなんてことも
ありながら。

徒然な本日
足先の冷たさが
弛緩した頭を
もう一度呼び起こしてくれます。
今年の新潟の冬は弛緩と覚醒が
ことのほか曖昧なようです。

今朝見た夢と同じで
そちらが現実か
こちらが現実か
そんな不思議な夕闇時です。
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解き放たれて

2009年01月13日 | ヤスさん日記
ナガさん
新潟は本格的に冬ごもりの季節に入りました。
ハラハラと積もる雪を眺めていると
時間の過ぎるのも忘れてしまいます。
外にでない分
空の続きが気になる今日この頃です。

大切な人のコトを大切に
その想いが
互いにあることで
家庭ができるのだろうな
と。

「好きだ」
とはニュアンスの異なった言葉。
その意味をこの数ヶ月
いろんなところで
問いかけられているようです。

自分が嬉しいから
とかでもなく
自分が寂しいから
とかでもなく

自分からでた感情
それが解き放たれて
なにかしらが
戻ってくることなくとも
受け入れてもらえる
ことができたなら
そこにあたたかさが
あるのではと思うわけです。

四角く切り取られた窓から
グレーの雲
いろんなモノが
はらはらと。

こんな雪空は
Dreams Come True - Snow Dance

です。
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唐松の哲学

2009年01月12日 | ヤスさん日記
ナガさん
新潟はすっかり冬景色
一晩で真っ白な世界は
なんともいえず
brandnew
を感じさせてくれるものです。
真新しい世界に一歩を
それならどんな世界を創造するか
想いを馳せてみるのも
楽しいものです。

唐松の強さは
どんな条件でも
先駆して生息できる
そんな所にあるのかもしれません。
ガマンの哲学
どんなに条件の悪い
切り立った崖にさえ
凛としている
唐松になにか確かなものを
感じざるをえません。

最高な条件でいられれば
それにこしたことはない
のでしょうが
彼らは自分たちの住める場所を探し
最適な条件の幅を
押し広げていったのしょう。

最高に安住してしまうと
自らの感覚が
衰えてしまうことも
きっとしばしば。
厳しさの中に身を置くことで
感覚の再生を計ることも
大切なことだなと。

人間の感覚の再生
これからの風を
しっかりと
掴まえられますように。

Mr.Children GIFT


見えないものを
掴まえようとしていた
子供頃を想い出しました。
今に思えば
しっかりと掴まえていて
今に繋がっているのだなと。

それを想い出させてくれた
おの歌も
最高の贈り物です。
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