月の光と紫と

ナガさん
満月の昨夜いかがお過ごしでしたか？
新潟の晴れ間は美しい光
ぶらぶらと歩いてみると
優しい空気に包まれたり
二階に差し込んでくる色が
深海にもにていて
ココロ穏やかに時間が過ぎてゆきます。

久しぶりに柏崎への海岸線
日本海は風
こちらの海らしい白波
夕刻のオレンジと相まって
しばし見蕩れてみたり。

あれから１０ヶ月あまり
未だに工事の看板があり
迂回路があり
うねりがあり
一本道を外れてみれば
まだ沢山の傷跡が。

やはり笑顔
この土地でも笑顔
それがあれば
きっと大丈夫だなと。
ぶらぶらと
歩きながら思う柏崎
ここに来れることが
とても幸せなのだなと。

黄金の月と
グラジオラスの紫
深い海の底
光がどこまで届くのか
ゆっくり沈んでみながら
見上げる景色も
また、ひとつの美しさ
なのかもしれませんね。

場の空気

雨降りの新潟
初夏を思わせる夜
も明ければ
静かに雨音だけに包まれる
朝です。
ナガさん東京はいかがですか？

家の中の空気
作品の空気
ミーティングの空気
イベントの空気
車中の空気

KYなんて言葉もありますが
その空気作りが大切だな
と思う今日この頃。
KYって
悪い言葉に思われがちですが
諸刃の剣
なだけであって
その威力は絶大です。

煮詰まった空気を切り裂き
新たな風を呼び込んでくれる
ときもある。
あとは穏やかな気持ちで
自分の発想とは違うのだなと
受け止めてみる。

お互いがお互いを認めて
いる場の空気は
そこにいるだけで
気持ちがよいモノです。
物理学者のリサランドールが
目に見える者は数％しかない
と言い切ってますが
肌で感じる沢山のモノが
教えてくれる
ような。

五月雨を　あつめてはやし　最上川
雨もずぶ濡れになってしまえば
また気持ちがいいものです。
土に触れる日々も
また、愉しく過ぎてゆきます。

いつも笑顔

トレイルウォーカー2008
仲間との共有した時間
一晩を開けて朝を迎える
ありがとう
殆どなにも出来ずごめんね
ありがとう
もっとナニカできたはず
ありがとう
と、巡る想い。

いつもあるのは笑顔
互いに
察するところ余りある仲間
いろんな笑顔。
笑顔でいるから
立ってられたような気がします。

待っている、時。
その長さ
もし、できることならば
その痛みをかわれるものならば。
過ぎてゆく時間は
眠るコトも忘れさせ
出来ることは
今の自分に出来るコトと祈り。

ひとりの時間で醸成されるモノ
日々の中に落とし込んでゆくコト
その表現や方法

あの時の空気を共有できたこと
繋がりの中で分かり合えたもの

いつもは別々の道を歩んでいても
触れ合ったとき
それぞれの世界を
分かり合える仲間。
本気で想っていること
共有できる
信じていれる
変わることができる。

感じたことを
常ならぬ日々の中で
活かしてゆくコトが
感じ動くことの
意味なのだな
と再び。

仲間にあるのは笑顔
そして
限界の先に見えたもの
そのコトバ
簡単じゃぁない
そのコトバ
怪我をしても進み続けた
仲間のそのコトバに
深みを感じる今日この頃。

ありがとう

コトバの重みを
いつも教えてくれる仲間達に
感謝な朝です。

目覚め

それが
どこのポイントに重点をおいても
過程の中のポイント
なのだなと。
そこを通過すること
その儀式にによって
成長すること
それが
必要なのだなと。

成長の糧が
なんなのか
どこにあるのか。
達成することか
途中でとまってみることか。

きっと、どちらとも。

優しさに包まれ
自分への省みがあり
未来に繋がる

そんな時間が過ごせませた。
トレイルウォーカー2008
世界への飢餓貧困
同じ空のもとで起こっていること
繋がっていること。

繋がっていること

大切なことを再確認できた
そんな時間
再びの目覚め
みんなありがとう
そして、また
よろしく。

やりきる日

箱根の朝は
様々な彩りの木々が
新緑とのコントラスト
遠くにいても
その迫り来る存在感で
ひとつひとつの陰影が
手に取るように
感じられます。

やりきる
そう、毎日が
やりきる日
日々一刻一刻
それが
たそがれの時であり
笑顔の時であり
憤りの時であり
まったりな時であり
感動に打ち震える時であり。

駒ヶ岳の頂
そこから見える景色は
どんな風景か。
裾野より見上げている
小さな自分は
しかし、ソウゾウの中では
そこに立ち
見晴るかすそれぞれに
命を感じるわけであります。

アメリカの先住民は
肉体から魂が離れるとき
白い煙が
ヒュルッと
空に向かい登ってゆくと
言われているそうですが
そのヒュルッとが
ナニカ大切なモノを
見分ける鍵になるような
気がする
今日この頃です。

縁の下の力持ち
そのサポートしさせてもらい
見えてくるもの
表層のキラキラを
透かしてみると
その奥底でも輝いている
人達が沢山いるのですね。
ヒュルッと
立ち上げる気配と
同じ匂い
なのかもしれません。

袖触れ合うも

軽い会釈などをしてくれる
目礼を返してくれる
ドアを少し押さえて待ってくれている
子供の微笑み返し

ふとした瞬間
長旅の空のしたなら、尚更。
ひとつひとつが沁み入るものです。

仲間の手料理
仲間のmail
仲間の手紙

遠くからの祈りも
また
彼の地でも
此の地でも
ココロ温まるものです。

高速道路って
無機質な感じがしていましたが
本当は
そんな中にも
少し立ち止まって
見回してみれば
小さな宝物の発見があるものです。

小さな野花
名まえも無い
のかもしれませんが
それはそれでとてもいい。
ホメラレモセズ
クニモサレズ
けれどどこかで見ていれる
そして声をかけられる
人間になりたいものだな
と思う今日この頃。

ナガさん
小田原の空もまた
ゆっくりと
明けてゆくのでありました。

「全てはうまくゆく」

ナガさん
東京はいかがお過ごしですか？
新潟は一日の慈雨も通り過ぎ
晴れやかな朝が迎えてくれます。
ゴーヤやミニトマト、枝豆
植えたばかりの苗
その葉に残る雨粒が
キラキラと光っているようです。

「全てはうまくゆく」
と呟いてみる。
開闢以来
悲しい程に茫漠と広がる
宇宙に
そんなひと言は
かき消されてしまいそうになりますが
「全てはうまくゆく」
それは魂の咆哮となって
鳴り響いているコトでしょう。

祈りが届き響く
その交響が
しだいに大きくなり
全てを包むことでしょう。

「全てはうまくゆく」
呟きと咆哮

本日は出立の日です。
箱根に向かい
昔の人達が命がけで
向かった彼の地へ
一足飛びに。
あとは
「全てはうまくゆく」
と祈り流れのままに。

空を想う

今日の新潟は曇り空
遠くに住む仲間の日記。

インドネシアでのスマトラ沖地震
ミャンマーでのサイクロン
中国四川省での地震

２００５年
彼女が
レンズを通して見て来た
アチェでの空気
その重みはいか程のものかと。

私には見えないもの
私には見えていないもの
私は見ないようにしているかもしれないもの
今日一日は静かに
考えを深める事になりそうです。

以下、中越沖地震で一緒に動いてくれた
仲間のmixi昨晩の日記からです。
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私は、今日ずっと、この３つの国のことを、考えていた。
つらく、抑圧されたり、
迫害されてきた人たちが、さらに悲しい思いを
つらい人生を、これ以上体験しなければならないのは、
どうしてなの・・？

そして、私は何もできずに無力なのかって・・


一日考えて考えた結論は、
無力であっても、なくても、カンケイない。
「できる」と思ったことを、やっていくしかない。

だった。


調べたら、岡山に支部を持つＡＭＤＡは、ミャンマー人による
医療巡回支援を始められたそうです

ワールド・ヴィジョン・ジャパンも、ミャンマー内で
援助活動を始めているということなので
（赤十字はまだ）
明日、募金を振り込みに行くことにした

あほみたいに、できることをやるしかない

あほみたいに、信じるしかない

●ＡＭＤＡ
http://www.amda-minds.org/about/index.html

( 募金先：　　郵便振替：口座番号０１２５０-２-４０７０９　　
口座名「ＡＭＤＡ」
＊通信欄に「ミャンマー・サイクロン」とご記入下さい )

●ワールド・ヴィジョン・ジャパン
http://www.worldvision.jp/news/news_0223.html?banner_id=over

（　募金先：　郵便振替00140-4-900664　「ミャンマー　サイクロン」と明記の上、
「特定非営利活動法人　ワールド・ビジョン・ジャパン」宛て　）
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一続きの空のもと
少しでも
沢山の人命が
救われますように。

覚えてますか？

いろんなコト
覚えてますか？
それを想い出すitem
それを想い出すplace
それを想い出すwords

ココロの中で
語りかけてみます。
そして
自分にも語りかけてみます。
覚えてますか？

時がどれほど過ぎても
忘れるはずもないコトたち
spaceはしっかりとあり
そこに
しっかりと
刻み込まれているものです。

いつか来た道を
見失いそうになっても
見失っても
ふとしたときに
現れてくれるもの
なのかもしれません。

忘れてしまっていそうなとき
悲しいコトバ
寂しいコト
のあとには
唱えてみるものです。
覚えてますか？

青森が私を呼んでいるようです。
この夏に
原チャリか自転車か
彼の地の空気を
しっかりと感じれるよう
あの時のように
旅の準備を始めよう
と思う今日この頃。
あちらの夏も
きっと
暑いのでしょうね。

めがね

美しい海
かれこれ１０年前
自転車旅行の末に辿り着いた
そんな沖縄
を想い出す今日この頃。
福岡、長崎、佐賀、熊本，鹿児島
と
穏やかな海伝いに
当時はただ黙々と
漕ぎ続けた自転車も
今は車庫で眠り
１０年という区切りが
またナニカ
新しい旅の予感を
示してくれているようです。

たそがれ
の得意な人達が集まる場所。
きっと
一見にしてはナニも動いていない
それも
その人の中では
大宇宙が広がっていて
大きなうねりが
穏やかに広がっている
そんな時なのでしょう。

ゆっくりとした朝食
サイコーに旨いBEER
釣れない釣り

熱すぎずもなく
冷たすぎずもなく
あっさりと
深いココロ使い。
それは特別な場所ではなく
ソコココに
いつでも
現れる場所なのでしょう。

なんにもなく
なんとなくが
創造を広げてくれる
そんな映画「めがね」
でした。

大陸の歴史でも
皇帝は不老長寿を求めて
いましたが
限りがあるから
きっと
輝きがあるのだなと。
新潟は今日も青空です。