職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

やりきる日

2008年05月17日 | ヤスさん日記
箱根の朝は
様々な彩りの木々が
新緑とのコントラスト
遠くにいても
その迫り来る存在感で
ひとつひとつの陰影が
手に取るように
感じられます。

やりきる
そう、毎日が
やりきる日
日々一刻一刻
それが
たそがれの時であり
笑顔の時であり
憤りの時であり
まったりな時であり
感動に打ち震える時であり。

駒ヶ岳の頂
そこから見える景色は
どんな風景か。
裾野より見上げている
小さな自分は
しかし、ソウゾウの中では
そこに立ち
見晴るかすそれぞれに
命を感じるわけであります。

アメリカの先住民は
肉体から魂が離れるとき
白い煙が
ヒュルッと
空に向かい登ってゆくと
言われているそうですが
そのヒュルッとが
ナニカ大切なモノを
見分ける鍵になるような
気がする
今日この頃です。

縁の下の力持ち
そのサポートしさせてもらい
見えてくるもの
表層のキラキラを
透かしてみると
その奥底でも輝いている
人達が沢山いるのですね。
ヒュルッと
立ち上げる気配と
同じ匂い
なのかもしれません。
コメント
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