素足にアスファルト

小さなでこぼこも
些細な段差も
まだ柔らかな足の裏が
感じ取ってくれ
その冷たさも心地よい
酔っぱらいの散歩です。

「逸脱せよ」
そんなコトバが
頭の隅っこで小さく
鳴り響く今日この頃。

色んな常識
当たり前と思っていること
本当の安心
流れている情報
毎日の食事の中

何から逸脱し
どこへ向かうのか
道標も無く
自らのココロの源泉に
潜り込むような。

世の中の進む方向を
透かしてみるたり
世の中が進んできた道を
ひっくり返してみたり

「逸脱せよ」
明日に繋がる
本当のさいわいの道へ
自らの基準で切り取った風景は
きっと美しいのだろうな
と思う職人なのでした。

明日という日が
きっと
また来るのも
きっと
それが楽しみなのも
素足にアスファルトな感じなのです。