職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

カルシファーも

2007年01月08日 | ヤスさん日記
燕は一息に寒さが強くなり
霰交じりの雨が
新潟らしい冬模様を見せてくれます。

手が凍る水仕事
筋肉の痛み
ひとつひとつが銅板の中に
打ち込まれていくようです。
ひと鎚ひと鎚の存在感が
重なることによって
より一層深みも出てきます。
時間軸が作品の中に反映される。
その背景がとても大切なのだと感じます。
ぬくぬくとしていてはでない色が
今も厳然として存在します。

そう。
まだ始まったばかりの今回の作品も
作る過程において色々な発見があります。
普段は意識しない
もしくは
意識しないようにしてるであろう事柄を
作品は目の前に提出してくれるようです。

日々を告白するような作品創り
赤裸々に現れているモノや
しっとりと潜んでるモノ。
今作は届くかな、と。


寒さの厳しい新潟
カルシファーも燃えています。

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