志と技術

信じる道をひた歩く。
もう一度
背筋を伸ばしてみよう
と思う今日この頃。
ながさん
いかがお過ごしですか。

最近
加山又造さんの作品を拝見しました。
今までの印象とは
またひと味違う作品
だったのか
先日聞いた加山又造さんのお話が
響いていたせいなのか。
なんにせよ
今までは違う印象で
私に飛び込んできた加山又造さん。

日本の岩絵の具
という素材が
使い方で
何百年も持つという話を聞きました。
それを
踏襲する絵描きと会いました。
そんな私の人生のアクセントが
新しい息吹を
私に吹き込んでいる
のは間違いなく。
それがモノとして
目の前に
厳然として在る
わけです。

知識って
そんな
先輩達の背中を
理解する上で
必要です。
その先輩達が
どんな志を持っているのか
知ることと
モノとしてのそれが在る
ということ。

現代の日本の作家でも
同じなのだと思うのです。
その「志」と「技術」
その両輪が
ともに回転数を上げてゆく。

やっぱり
時間をもっと
生きている間に感じなくては。
さて
また
製作の日々が始まりますよ。