縛りをつくる

ナガさん
新潟は葉桜。
この季節のなんともいえない
祭りの後感が
境内に散った桜の花弁とともに
しみじみとしています。

遊びには
縛りが必要で
なにがしかにつけ
自由なんてことがいわれますが
縛り無くして
自由なんてのもないもので。

生活の中で
自分自身を括ってみて
その縛りから
ルールを破らずに逸脱する
ことこそが
潤いを与えてくれます。

時間とか
文字とか
その他諸々。
いつもはその中で
探り探り
そして時として
ギリギリの線で
飛び出す時の
その感触は
羽が生えた様な
浮遊感を味わえるものです。

今年散った桜も
来年に向け
また一歩一歩
生気を満たしていくのだな
と想う職人なのでした。