職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

多様な森の中で

2008年07月13日 | ヤスさん日記
広大な越後平野
広がる田んぼの緑
初夏の爽風心地よく
薄曇りのすきまから
こぼれ落ちる太陽
外気を取り入れるには
最高の休日です。

弥彦山
角田山
国上山

海岸沿いに小高い山々
深い緑を与えてくれる山も
中に入ってみると
荒れた部分が多く
人間の歴史の中で
塗り替えられた木種が
ひっそりと佇んでいます。

山の整備のお手伝い
私には一色に見える緑も
専門家の眼から見れば
多様な緑
伐採してもよいものか
残してもいた方が良いものか。

木を見て森を見ず
森を見て木を見ず

自然のサイクル
本当の自然の循環
の中に戻すというコトが
どれほど必要で
人の手を入れても良い所が
どれほどあるものなのか。

そこで生き続けた木と
植え替えられた木。
保水力があり
その地に適した木を求めると
その多様性の深さに感じいるものです。

弥彦山の麓にある
越後一の宮弥彦神社
静謐の中
歩を進めると精神の安定に。
人が自然に帰る時
今までの満ち足り方とは
異なる満足が。

秋に向けて成長している
美味しいものも
自然の恵みのひとつですね。
今はまだ見えぬモノ達も
じっくりとした成長を感じさせてくれる
そんな時間なのでした。
コメント
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