蒸し暑さの中
一冊の本
松下竜一著「五分の虫 一寸乃魂」
この本が私の生まれる前
そんな以前に書かれたとは
想えぬ程
歴史の流れの中で
埋没していく良書が
世の中には沢山あるのだなと。
貧苦の中好青年と称された松下さん
ナンノタメノ好青年か
その苦悶を破り
豆腐屋を廃業し
文筆活動に入る松下さん。
「三年寝太郎は実は作家だったんじゃないのかしら、
村の無名作家だったんじゃないかしら
ーじっと寝ている寂しさの底でそんなことをぼくは考えた。」
「それどころか。彼は三年も耐え続けたではないか
三年寝太郎などどあざけられながら、
彼が必死に眼をとじて己が内部をキリキリと凝視続けたその苦悩を、
村人の誰も知らなかった。
創っては消し創っては消した数々の未完の作品を知ろうはずはなかった。
ある日ソッとこぼして頬を伝った涙のしたたりを村人は気付かなかった。」
わたくしというモノを掘り下げていくと
沢山の人に繋がっていく
その中で生かされている自分に
できるコトはナニカ。
その問答がものづくりの
相対するものなのかもしれませんね。
それが
カタチになる
か、どうか
眼に見える
か、どうか
はわかりませんが。
きっとそうだと信じ
触れた人達には感じてもらえるものでしょう。
久しぶりに一気に読み下せる
そんな文章と時間が
あるコトに感謝です。
そして、「ぼくがやらねば誰がやる。」
とい低いつぶやきに
また、ひとつ新たな道を見つけられた
職人なのでした。
もしくは、見つけてしまった
かも。
しかし
「ランソの兵をこころざす者のココロガマエは、
一にも二にも〈軽はずみ〉を要諦とする。」
そんなものなのです。
yes is loveを胸に
また、動き始めるときがきました。
一冊の本
松下竜一著「五分の虫 一寸乃魂」
この本が私の生まれる前
そんな以前に書かれたとは
想えぬ程
歴史の流れの中で
埋没していく良書が
世の中には沢山あるのだなと。
貧苦の中好青年と称された松下さん
ナンノタメノ好青年か
その苦悶を破り
豆腐屋を廃業し
文筆活動に入る松下さん。
「三年寝太郎は実は作家だったんじゃないのかしら、
村の無名作家だったんじゃないかしら
ーじっと寝ている寂しさの底でそんなことをぼくは考えた。」
「それどころか。彼は三年も耐え続けたではないか
三年寝太郎などどあざけられながら、
彼が必死に眼をとじて己が内部をキリキリと凝視続けたその苦悩を、
村人の誰も知らなかった。
創っては消し創っては消した数々の未完の作品を知ろうはずはなかった。
ある日ソッとこぼして頬を伝った涙のしたたりを村人は気付かなかった。」
わたくしというモノを掘り下げていくと
沢山の人に繋がっていく
その中で生かされている自分に
できるコトはナニカ。
その問答がものづくりの
相対するものなのかもしれませんね。
それが
カタチになる
か、どうか
眼に見える
か、どうか
はわかりませんが。
きっとそうだと信じ
触れた人達には感じてもらえるものでしょう。
久しぶりに一気に読み下せる
そんな文章と時間が
あるコトに感謝です。
そして、「ぼくがやらねば誰がやる。」
とい低いつぶやきに
また、ひとつ新たな道を見つけられた
職人なのでした。
もしくは、見つけてしまった
かも。
しかし
「ランソの兵をこころざす者のココロガマエは、
一にも二にも〈軽はずみ〉を要諦とする。」
そんなものなのです。
yes is loveを胸に
また、動き始めるときがきました。