職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

朝陽が太陽になるまでに

2008年02月23日 | ヤスさん日記
雪原とオレンジ
朝もやとグレー
水平線ととりどりの色

空をきる鳥
葉を落とした木立
ゆっくりとたゆたう信濃川

市井に住むということの
意味を自分に問う時です。
それだけでいいと思う時を
大切にしながら
戻ってゆく時
空気の層をくぐり抜け
また違った美しさを持つ街へ。

鼓腹撃壌
を唄えるのなら
ただ、このまま大切な時を
流れるままに
味わうことも。

それでも走りだすのは
いろんな美しさを未来に遺すため
全てが完璧なタイミングで訪れるとしたら
厭うことなく。
見えないところに本当があるのだとしたら
未来に託すのは
希望を。

白鳥の微かな声を感じながら
ストーブのやんわりを感じながら
coffeeの甘い香りを感じながら
今日も全てが動き始めます。
コメント
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