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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

実学指向で行こう!

2013-08-07 18:32:13 | テキスト出版への道☆
担当編集者様と、新しいセミナーの打ち合わせへ行ってきました。
これをきっかけに、仕事の幅が広がるといいな、と思っています。

資格試験のセミナーですが、「合格」が至上命題です。それは、そのとおりなのですが

本当の意味での教育というのは、例えば「教え子から、3年後にひらりと1枚暑中見舞いが届く」。
そういうものじゃないか、と思っています。

ハガキや手紙の書き方について、「拝啓」ではじまって「敬具」で終わること、立秋すぎたら「残暑お見舞い」、時候の挨拶、字を丁寧に書くこと、いろいろな「決まり事」を教えます。試験に出るから。

「試験に出る」というと、顔色変えて覚える学生さん。確かにちゃんと覚えてくれる。
そして、本当に試験問題に出ると、覚えていますから問題は解けます。そして合格して、めでたしめでたし。



それから3年後です。5年後でもいいし、1年後でも別にかまわない、いつということはないけれど、

「ホンモノ」の暑中見舞いや残暑見舞いが届いたときに、そこに「教育の完結」を見るのです。


私は「合格」するために教える、生徒はそれを覚える。覚えたことは「合格したら忘れてもいい」ともいえる。
だけど、…「必ずこれから役に立つ知識です」ということも同時に話しています。
でも、教わったことを、何を、いつ、どう役立てるのか、そこまでは教えられない。時間もないし。


それが、たった1枚のはがきだけれど、手元に届いたときに、「ああ、ちゃんと伝わっていた」と、心から嬉しくなるのです。


今年も数年前の卒業生の子たちから、何枚か暑中見舞いが届きました。私は本当にうれしかった。
これが、「実学」ということ、役に立つ知識、ということではないでしょうか。


今後も「実学指向」をぶれない軸としてやっていきたいです。

新セミナー♪ 生徒さんたくさん集まりますように!!



(^.^)/~~~













コメント
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