好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

「やらないで済む」ということ☆

2024-03-18 13:42:46 | ひとりごと。
「やりたくないのに やらなければならない」ことがある。
結果、やらなきゃいけないんだけど 気が乗らない・・・そんな時にはこう考える☆

「やらなくて済んでいる」ことに目を向けてみる

*自分も家族も健康なので、病院通いをしなくて済んでいる。
*水道の水が飲めるので、いちいち水を買わなくて済んでいる。
 遠くの井戸や川辺まで水汲みにいかなくて済んでいる。
*ガスの火がすぐにつくので、火を興さずに済んでいる。
*暖かいお布団があるので、寒い思いをしなくて済んでいる。
*花粉症だけど、いい薬があるのでさほどひどくならずに済んでいる。

全部、自分の代わりにどこかの誰かがやってくれている(やってくれた)おかげだなと思う。
そう考えると、何から何まで、朝起きてから夜寝るまで
「やらなくて済んでいる」ことだらけだ。

やりたくないのに やっていることが もしあったとしたら、
それはきっと、誰かの役にたっている、と思うことにしよう。

そうやって見方を変えるだけでも、「やりたくないのにやらなきゃいけないこと」が、
以前よりましに思えてくる。
あんまり義務感とか持たずに、
☆「やってあげてもいいかな」ぐらいの気持ちで、気軽にやればいいんじゃないかな。
特に家族の世話・・・家事育児介護など特に、義務感がつきまとう。それで苦しくなる。
軽い気持ちで、深刻にならずに、鼻歌でも歌いながら、気軽な気持ちでいきましょう。
やらないで済んでいることのほうが、はるかに多いわけですから。
.。:・・.。:*・★°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°.。:・・.。:*・★


さて☆スーパーに行って来よう
駅前のヨーカドーがこの秋10月で閉店とのnews(T_T) 泣くよ。
スーパーマーケット.。:・・.。:*・★大好きな場所*:゚(♡ˆoˆ﹡)゚:*。
野菜、肉、お魚から日用品まで 必要なものがすべてそろってる
これも誰かのおかげだし ありがたいなあと思ってレジの人へは必ずお会計の後
「ありがとうございました」とにっこり、言うことにしている。売ってくれてありがとう。
自然とそういう気持ちになるよね。言わない人っている?
ちょっと会釈だけでもしたらいいと思うよ。

風が強いですね(^-^; 飛ばされないように!!

(@^^)/~~~
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卒業おめでとう☆いい言葉☆

2024-03-15 20:23:37 | 学校&就活
勤務先の卒業式でした.。:・・.。:*・★

卒業生(留学生クラス)のみんな、おめでとうございます!!

みんなが書いてくれた「先生からの嬉しい言葉」 以下まとめます.。:・・.。:(^_-)-☆

・朝目が覚めただけで嬉しい事なんだ
・ケチをつけると敵になる
・人は褒めること
・微笑みが人を癒す
・優しい一言が人を救う
・比べるとは違いを認識すること、優劣をつけることではない
・言葉は道具 使い方が大事
・出会いが人生にもらたすものは大きい
・やりたいことは自分のため、やるべきことは他人のため
・仕事の中で、自分も相手も楽しめる小さな工夫を加えてみる
・無理のないボランティア精神は働く喜びをもたらしてくれる

え~、私そんなこと言ってたんだ・・・
 そういえば言ったかもしれない。黒板にも書いたかもしれない。
みんな、覚えててくれたんだ。一生懸命ノートに書いていてくれたけど。
(授業では漢字には全部ルビを振ります。みんな自分のノートにはルビのひらがなで書いています。上記のものは全て漢字になおしました。「優劣」を「ゆうれつ」と書いたりしてるので。やっぱり漢字は徹底的に難しいらしい!)

授業で何をやったかよりも、先生が言ってくれたたった一言をずっと忘れない、とか
そういうことってあると思う。私にもあります。よき思い出は永遠に.。:・・.。:*・★*:゚(♡ˆoˆ﹡)゚:*。

こちらからだけではなく、私もみんなから学んだことは大きい。
ある学生さんからの言葉(みんなが知ってる「いい言葉」を教えてください、と言った時のこと)
いろんな言葉が集まって、全部花まるをつけて返却したのですが、その中にあった言葉☆

.。:・・.。:*・★「年を取ることは最大の誇り」.。:・・.。:*・★.\(^o^)/

すてき・・・ なんて、いい言葉なの!!! あちこち痛いとか疲れやすいとか最近太り気味とか
いろんなこといって、何かにつけて「加齢」が原因て!!年取るのってやだなと思ってない?
でもでも
年をとることは最大の誇り、なのよ!!!素晴らしい!!!

やはりアジア圏の子は、お国柄に共通するものがある、敬老精神とか。年長者を敬う心。
なにかちょっと、目からウロコの言葉でした。年取ることって別に悪いことじゃないのよ!誇りなのよ!!
そう思ったら、明るい気持ちにならない?

                 ☆

日本に残る子もいるけど、母国に帰ってしまう子もいる。
ちょっと涙ぐんでた中国人の留学生SKさん どうかどうか元気でね!!

↓スリランカの留学生Sさんと一緒に(*˘︶˘*).。:* 民族衣装がステキでした!
(彼女は日本で就職組。明るい未来にカンパイ!.:*♡°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°)

(@^^)/~~~
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願望と可能の違いについて☆

2024-03-11 13:08:20 | ひとりごと。
「願望と可能の違いについて」

自分の「願望」は他者を必要としない。
「海に行きたいな~!」←自分の願望 ただ、自分が「行きたい」と思っている。

「可能」~ができます と言う時には、その~を必要としている人がいることが前提。
「パンを焼くことができます」という時、そのパンを食べてくれる人がいる、みたいな。
「〇〇の知識があります、教えることができます」であれば、教わりたいと思ってくれる人がいること、その知識が役に立つ場があること。

「願望」は、他者を必要としない。
「可能」は、他者が必要になる。

「可能性」という言葉.。:・・.。:*・★
「できるかもしれない」「できるだろうと思われる」「この先きっとできるだろう」
将来にわたって「できること」を開拓・拡大していけるだろう、という期待のこと。

自分は何ができるのか、できる範囲はどこまでなのか

そういうことを知るのが大切。それを知る場所が学校であり、社会である。もちろん家庭でも。

子どもに「まだ知らないこと」を教え、「できないこと」をがんばってやってもらおうとするのは
「可能性」を広げるため。

☆「できない」のは、「今できない」だけで、やったらできるようになる。(かもしれない。)

よって、「願望」(やりたいこと)を中核にしてしまうと、
「可能」の範囲を自分で知らずに「できる」と勘違いしたり、
未知の物を「やりたくない」と、「快・不快」だけを基準にして排除してしまう。

「可能の範囲」を広げるのは、社会的に成熟する上で欠かせない。

「やりたいこと」だけをやっていればいいのではなくて
「やりたくないこと」の中にも可能性は無限にあるということ。

子どもから大人になる、というのはそういうこと。
やりたいこと、好きなことだけやっているのが子ども。
やりたくないこと、苦手なこと、気が進まないことなんかでも やらなきゃならない・・・やっているのが大人。

成人=大人 であるのなら
快不快にとらわれず どんなことでも やってみてください。


・・・という話を、来期授業の1回目でやろうと思っているので
まとめてみました。なんだかんだであと1か月後に新学期(^_-)-☆
思っていることを 書き出してみると整理できる。
まだまだ言葉が足りない・・・伝わりずらいところがある
改善改善 *:゚(♡ˆoˆ﹡)゚:*。

がんばりましょう!!!


(@^^)/~~~



















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やるか、すぐやるか☆

2024-03-10 10:40:13 | おうちのできごと
「ロコモティブシンドローム予防講座」というのを新聞で知り、
応募してみたら当選(というかほとんど当選になると思う)したので、
昨日、神保町まで勉強しに行って来ました(^_-)-☆
外科の先生や厚生省の人のお話が続き、そして!「筋肉は裏切らない!」の
谷本先生のお話で締めくくり!会場を埋め尽くした皆様(当たり前だけど中高年ばかり(^-^;)
お隣にぶつからない程度に広がって~~のとおりに、感覚を開けて、
おなじみのスクワットや、椅子を使った腕立て伏せなど☆も
もうこれだけでへばへば(笑)
全体的にためになるお話がたくさん。パワポの資料も見やすくてよかった。

だけど、パワポの資料って、画面と同じものをA4ホチキス留めにして配るじゃないですか
あれって、あとから「見返す」ことってありますか?
その場では、画面と見比べながら、ふんふんとうなずいたり、ちょっと書き込みをしてみたり
するんだけど、
終わっちゃえば「いりません。」

学校でもそうでしょう、そうなのよ。終わった瞬間いらなくなる。
終わっちゃえばゴミですから なんてことをはっきりいってたU先生 ゴミになるとわかってて配ってもなぁ・・・
だから私はパワポは使わないし よって資料も配らない。板書一択。古いと言われようとも。
パワポなんていってみれば「電脳紙芝居」仕事で使うプレゼンなんかにはいいけど、
学校で使うとなると☆ 場面によっては効果的だけど、
ずっとそれ見せてて、資料配ってはい終わりという授業(やってる先生もいるし、それが悪いというわけではありません)
配られた資料を基に、自分でノートにまとめるとか何かしないと忘れてしまう、絶対に。

なので 昨日帰ったら、資料のメモ書きなどをもう一度自分用のノートに写し直しました。
.。:・・.。:*・★谷本先生.。:・・.。:*・★カッコよかったなぁ!!
テレビでおなじものスポーツウェア姿ではなくて、ぴしっとしたスーツ姿だったけど、
スーツもお似合い!身体が出来ている人は何を着てもステキなんだ(^_-)-☆

                  ☆

終わった後に、少し歩いてお洒落っぽいカフェをみつけて入ってみました☆
ここ、昔私が学生だったときにもあったような・・・名前は違ったけど。
階段を昇って、ドアをあけて☆ お客様がちらほら、落ち着いた雰囲気(*^-^*)
サンドイッチと紅茶のセットを頼んで、ふぅとひと息ついていると
カウンター席の男性がタバコを・・・ えっ(T_T) もしや煙草OKのお店?
いやいや・・・ 一人ぐらいなら・・・がまんできる・・・
続いて、二人組の男女が入店してきて、その人達もタバコを吸い始める。
泣くしかない
運ばれてきたサンドイッチを怒涛の勢いで食べ、とにかく食べ、紅茶を飲み、
15分もいなかった お会計をしてすぐに退店
よく見れば、お店の入り口に小さなステッカーが・・・「喫煙可能店」(T_T)(T_T)
不注意だった(*_*; これは私が悪かった。
今どき、どこでも禁煙だろうと思っていた私が甘かった。
(帰ってきてからこの話を娘にしたところ(神保町近くの女子大に通っている、)
「あ~、神保町って、結構タバコOKのお店多いんだよね。いやになっちゃうよね」
ほんとほんと、いやになっちゃう。 臭いがつくし、食べてるものはまずくなるし
いいこと何もなし この世の中から一刻も早くタバコが消えてなくなりますように。)

そのカフェを出たあとは、タバコの臭いを風にとばしつつ(^-^;(昨日は風が強かった!)
気を取り直して、古本屋さんをいくつか巡って、とあるお店で5冊も購入!!
5冊買っても1700円!! 
あちこち見て歩くのも楽しいけど、本屋さんにも相性がある☆
「このお店にいくと、いつも欲しい本がある」そういうお店。
私の場合は「悠久堂書店」さん。料理、飲食に関する本を中心にいい本がたくさんおいてある。
今日も本がたくさん買えた☆嬉しくなって、ウキウキ☆

その後、ちょうど、御茶ノ水駅前の某店でバイトをしてる娘のところへ顔を出してみた(*^_^*)
気がついた娘がちょっと手を振って、嬉しそうににこにこしてくれた。
やけに嬉しそうで、何度もこちらをみて、そのたびに小さく手を振ったりしてた。

あとから聞いたら、「ママが来てくれて嬉しかった」「小さいときの授業参観みたいだった」と
話してくれた。

そうそう、授業参観☆ おかあさんが来てくれると嬉しいんだよね。
もちろんおとうさんや、おじいちゃんおばあちゃんでも、誰でも。

こうして、本屋さん巡りをしたり、カフェに入ったり、行きたいところに行ったり☆
それができるのも、健康な足腰があるからです。

筋肉は裏切らないので(裏切るどころか あなたを支えてくれるんです!と、谷本先生もおっしゃっていたので)
スクワットと腕立て伏せだけでも☆ 毎日続けてやりましょう!!!
   ✖「やるか、やらないか」
   〇「やるか、すぐやるか」←← by谷本先生

今日も明日も明後日も☆毎日元気で!

(@^^)/~~~
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楽しくなければ続かない☆

2024-03-06 10:36:38 | ひとりごと。
寒いったら寒い(^-^; 3月になったなぁ ひな祭りだなぁ ちらし寿司作って食べて(^_-)-☆
4日になれば即おひなさまをしまい、ああ春だなあと思っていたのにまたこの寒さ
まあ、仕方ないです 三寒四温。

3月はもう授業がないので、1か月ヒマです。というわけで、
昨日も今日もテニス! レギュラーの火曜クラスは後期休会していました。
火曜に授業が入ってしまった・・・まさか、「テニスがあるのでできません」とはいえず(笑)
3月から、復帰しました!クラスのみなさんが「久しぶり~~!」と迎えてくれて
いつも通りに楽しいレッスン\(^o^)/ いいなぁ(*˘︶˘*).。.:*♡楽しいなぁ。
本当に、何ごとも「楽しくなければ続かない。」

日曜にもう1クラス行ってたのですが そこはちょっとつまらなくなってしまって。
1、レッスン内容がいつも同じでつまらない(本当に毎週同じでコーチも飽きないかと思う)
2、男性がほとんどでパワー負けしてつまらない(日曜なので若い人が多く「本当に上手い人」ばっかり。「来週横浜で試合です」とか。そんな現役男子たちとガチに打ち合ったりできませんて。ボールもスピード速くて怖いぐらい(^-^;)
3、お友達ができない(女性は2人いるんだけど、その2人がいつもべったりで、私とは挨拶する程度。ちょっとしたおしゃべりすらできない。話しかけたら返してはくれるけど、あちらからは何もない。別に無視したりとかではないけど、なんかつまらない。)

・・・これだけ「つまらない」種がありすぎると、行くのが「義務」になってしまって、
月謝払ってるから行かなきゃもったいない、とかそんなレベル。
あ~あ、めんどくさい・・・なんて思いながら自転車のペダルも重く(^-^;

結果☆クラス変更することにしました。 つまらないところにいつまでいたって、楽しくならないし それは自分の努力次第といっても 努力だけではどうにもならないことがある。
だったら、自分で楽しくするためどうしたらいいか☆
土日、ナイターは男性が多いに決まってる。平日は仕事してるんだから。
となると平日の昼間のクラスの方がいい。
主婦の人と、男性といってもリタイア組なので力負けするということはないし
思いっきりできる。みんな、仲良くしてくれるし 何より女性が多いと楽しい!ちょっとしたことでも笑いがおきたり、「どんま~~い!」なんて声かけてくれたり。

で、日曜から水曜に変更したのですが 変更理由の届け出には「介護のため」と。
全くの嘘なんですけど(笑)「つまらないから」とは、ちょっと書けませんよね~~
コーチはコーチで、一生懸命やってくれてるわけだし、私はつまらないと思っても、逆に楽しいと思ってる人が行ってるわけで、そこに対して文句言うのは違うと思う。

こういうのをホワイトライ(ついてもいい嘘)といいます。

日曜担当のコーチに昨日会ったので、クラス替わることと、今までのお礼を申し上げました。
「母の介護に日曜日行くことになりましたので、残念ですが・・今までありがとうございました。」
コーチも「それは大変ですね、また振替レッスンあったらお待ちしてますね!」と、にっこり。

「つまらないからもう行きません」と言われたらやっぱりショックだろうなと思うし
何より
『人の仕事にケチつけてはいけないよ』ということです。

あなたはあなたで一生懸命やっている でも私には合わなかった
だから、私の方が替えますね、それでOK.。:・・.。:*・★
なんでもそう
人を変えるのは難しい というか絶対にできません できっこないと思ってたほうがいい。
人ってそんなに簡単に変わらない。
だとしたら
自分が変ればいいってことです。

問題になるのは、それだって簡単に変われない状況だった時にどうするか☆
まずは、少しでいいから変えられるところから変えて行こう、なんとかたどりつこう、

自分が自分でいられる場所へ。


それでは!午後からレッスン☆いってきます 自分らしく☆楽しくやってこよう
雨だけど この先に楽しいことがあると思うと 足取りも軽いというものです!!

(@^^)/~~~

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薄明るい闇の中で.。:・・.。:*・★

2024-03-02 20:29:15 | ひとりごと。
最近忙しかったせいなのか、このところあまりよく眠れていない。
「疲れすぎると目が覚める」というけれど、まさにそんな感じ。体は疲れているのに、頭は目覚めている。
亡くなった父が、「横になっているだけでも体は休まるものだ」とよく言っていたので、目を閉じて横になってみるが、それでも眠れない。
なんだか、もったいないような気がして、身体を起す。そうして自然に眠気が訪れるまで、布団の上に身体を起したまま、闇の中にいる。

「闇に身を任せる」という、感じが好きだ。闇のなかの方が目や心が冴えて、物がはっきり見えるような気がする。
闇のなかでは小さな物でも、その形まではっきりみえるというだけのことで、私はその光が好きなんだと思う。

都心で生まれ育ったせいなのか、光のない闇というものを知らない
寝る前に電気を消すと、窓の外は明るい。近所のコンビニ、駅のほうのネオンとか、街頭などで、空がうすぼんやりと明るく、夜空に雲がちゃんと見えることもある。部屋の中の方が余程闇が濃い。

私にとって、夜は明るいものだ。なんというか精神的に。
しゃれたレストランの間接照明とか、花火をしにサンダルをつっかけて表に持って出る一本のろうそくとか、闇の中では、小さなあかりがほんとうに明るい。そして、その明るさに救われる。

娘たちが小さかったころ、寝かしつけたあとに、近所にあった24H営業のスーパーに行った。そこに行くと、なんとなくほっとした。目が痛いくらいの白い灯り。おびただしい量の食料品。私は結構長くそこにいた。色鮮やかな野菜や果物を眺め、ぎっしり並んだ缶詰のラベルを一つずつ読み、いろんな種類のお菓子に目をみはり、牛乳のボトルやドリンク類が整列している棚の間をゆっくりと散策した。
そこに行けばなんでもあったし、何時に行ってもあいていた。街頭の下、15分も歩けばそのスーパーについた。いつ行っても人がいて生活感があり、外の闇に白い光があふれだしている。その人工的な美しさに私は安心した。

コンビニ、ファミレス、白い光があふれているお店はどこにでもあるようになった。避難所の印のようだ。
すいこまれる、という感じ。あかりは、あふれるような誘惑で、人を、「居場所がある」という気持ちにさせる。

思い出したことがある。
子どものころ、両親のいいつけを守らないと叱られて、物置に入れられた。外からつっかえ棒かなにかをされ、開けることはできなかった。「ごめんなさーい!あけてよー!」と、泣きながらドンドンとドアをたたいていると、すぐドアがあいて、私は飛び出していったのだ。
少し大きくなると、意地をはって平気な顔をしていたが、かすかに聞こえてくるテレビの音などもひどくせつなかった。せつなかったが、物置の電気は内側にあるので、スイッチを押して灯りをつけた。小さな電球だったけれど、あかりさえあれば、「私のお城」だ。
家族が読み終わった雑誌が積んであったので、そこから「少女マーガレット」や母の読んでいた「ミセス」を取り出して読んでいた。といっても、10分もすればがガラっとドアがあき、誰かが「救済」に訪れるのだ。
ある日また物置に入れられた私は「PLAYBOY」という雑誌をみつけて見ていたのだ(読むというより見るしかなかった、)
そこへ入ってきた母に「あんたは、なんてことを!」と叱られ、「ちょっと、お父さん、なんでこんなもの!」と、父も呼ばれ、父が「やあやあ、」と笑いながら入ってきて、何冊かあった「PLAYBOY」を抱えて、どこかへ持っていった。(父は、整形外科医だった、)
「あれは、お父さんの、お医者さんの本です!あんたには関係ない!」と、さらに叱られた。確かにお医者さんへ行けば診察のときに裸にはなるが、そういうのとはちょっと違うと思った。
物置へ入れたのは父なのに、そのときは「早くお風呂に入りなさい」「枝豆食べるか」などと言って来た。
その後、物置に入れられることはなくなった。

大人になり、いまはもう、誰も私を闇のなかに放り出せない。父も亡くなり、物置も、完全な闇もまわりにはない。
私はひとりで、薄明るい闇の中に、漂っている。


(^.^)/~~~
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