亜熱帯天然色百科

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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 3

2010-09-28 19:16:00 | レトロ&ノスタルジー
侯硐の炭鉱は瑞三鑛業公司によって経営され基隆河西岸の本坑のほか東岸に侯硐坑・復興坑・新坑の計四つの坑口がありました。本坑は坑道延長4,752m、海抜96mの坑口から最深部はマイナス348mという巨大鉱山で(その他復興抗などは資料をあたりましたが判明しませんでした)台湾には北部に鉱山が集中していましたが小規模鉱山が多く1970年代には瑞三鑛業の出炭量は全台湾の半分を占めるほどであったそうです。
昭和9年の会社設立以来連綿と続けられてきた採炭ですが資源を掘り尽し放置され朽ち果てつつあった鉱山施設が整備され猫街と併せ新しい観光地として脚光を浴びつつあります。
旧炭鉱アパート 現在は外観が整備されているだけですが後々内部も復元するようです

炭鉱アパートの横を走り抜ける太魯閣 と言いたいのですがこの日は抑止が掛かっておりこの辺りはのろのろ運転でした 炭鉱アパートの前に団体の観光客がいるのが見えますか?

台鐵の低いガードを潜ったところにある本坑坑口 覗いてみると中に壊れかけのロコが放置してあり水もかなり出ていましたが案内所の日本語で説明してくれたお爺さんによると整備して坑道の中へ入れるようにする計画があるようです

 本坑坑口辺りを行く荷物列車 この列車は延々高雄まで走ります

この日は半端じゃない暑さでしたがせっかくだからと隣の三貂嶺まで歩くことにしましたが途中で熱中症で倒れそうでした

コメント
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