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亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

夜の西門紅樓@萬華區成都路10號

2011-08-22 18:05:00 | レトロ&ノスタルジー
西門地区の入口左手に八角形をした古めかしい建物、西門紅樓があります。元々は908年に台湾総督府により建てられた公設市場で日本人建築家近藤十郎が設計しました。
戦後は長く廃墟となっていましたが2007年台北市政府が再整備し1Fは紅樓が建設された当時の風俗や台北の町並みを写した写真・小物が並び2Fには小劇場が造られました。小吃やおみやげ物の店もあり観光客も多く立ち寄るスポットになっています。
     ライトアップされ美しく浮かび上がる西門紅樓

 1Fには戦前の写真や商店の看板などが展示されています

        レトロなシャンデリアなどいい感じです

横にはショップが並びますがここにも草津堂関東煮という日本風居酒屋があります
         西門紅樓を背に成都路漢中街口を見る

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ノスタルジック菁桐 2 @新台北市

2011-06-30 17:58:00 | レトロ&ノスタルジー
ノスタルジック菁桐の1を見ていただいて、いい雰囲気だと思っていただいた方もおられると思います。個人的にも寂れた感じのほうが好ましかったのですが、台湾ではその後懐旧趣味の盛り上がりによって観光地化してしまい今では台北市民の休日の行楽地になっています。
実はこの日小学校の遠足とぶつかってしまい駅前はこの有様

    駅舎横には商魂逞しい臺灣鐵路局の売店が・・・

打ち捨てられていたロコも恋愛成就・合格祈願の神様?に変身

駅から川へ向かって下りていくと日本時代の炭鉱宿舎を修復したカフェが・・・

極めつけは北海道民宿?? 観光地化の進展に複雑な思いもしましたがまっどんな形であれ古いものが残っていくのは良いかと自らを納得させました

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ノスタルジック菁桐 1 @新台北市

2011-06-28 18:06:00 | レトロ&ノスタルジー
臺灣鐵路管理局三支線の一つ平渓線を初めて訪れたのは、まだ藍色気動車が走っていた10数年前で、当時の台湾には懐旧ブームがまだ無かったため終着駅菁桐も終焉期を迎えた裏寂れた炭鉱町にすぎませんでした。
             平渓線の終着駅菁桐站改札口 

                      出札窓口

         転鉄テコと貨物扱いをしていた当時の台秤

                 蒸気時代の給水塔

     炭鉱から運ばれた石炭を貨車に積込んだホッパー

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マツダの軽オート三輪K360

2011-05-15 17:18:00 | レトロ&ノスタルジー
四輪車が当たり前になる前、日本には多くの三輪トラックが走っていました。一般にはオート三輪と呼ばれ大型のものは木材輸送や卸売り市場などでよく見かけました。
軽オート三輪の代表的なものは「こんちゃん」こと大村崑がCMに出ていたダイハツミゼットですが、去年の雙十節パレードでマツダK360を見かけました。
忠孝東路を堂々とパレードするマツダK360 塗装もピカピカでオーナーに大事にされているようでした

コメント (2)
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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 7 選炭場跡と侯硐坑の猫

2010-10-24 19:23:00 | レトロ&ノスタルジー
再び素彫りトンネルと切通しを抜け復興坑からホッパー跡が見える河沿いまで戻ってきました。ついこの間まで屋根も残っていたのですが去年10月の大雨で大きく破壊されてしまい一部にはこのまま取壊されてしまうのではないかとの懸念もありましたが何とか現状維持がなされ観光資源として第二の人生を歩み始めたのは喜ばしい限りです。
屋根が残っていた3年前と未整備の1年前の選炭場跡の様子はこちらからどうぞ

炭車もそのまま放置されていますが固定しないで大丈夫なんでしょうか

このまま放置しておくと次に台風が襲った時には崩壊してしまう恐れがあると思うのですが・・・

選炭場から橋を渡った山肌に侯硐坑口があります 暑さを避け中で白黒猫がお休み中でした

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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 6 素彫りトンネルを抜けて復興坑へ

2010-10-13 19:03:00 | レトロ&ノスタルジー
阿英食堂で激安昼食を食べ午前中暑さで消耗した体力も若干回復、某駐在員氏お勧めの復興坑へ向かうことにしました。ホッパー横の階段を上がり修復された橋で対岸へ渡ります。瑞三本社の脇を残っているトロッコの線路を辿りながら歩きます。映画「戀戀風塵」で野外映画のロケシーンに使われた広場を抜けると緩くカーブした切通しに出ました。
  こんなところを石炭を満載したトロッコが走っていたんですね

この手前の家からは日本の演歌が流れてきます 気だるい昼下がりに演歌なんか聴くと木陰で昼寝がしたくなりました

いよいよトンネルです 足元に線路が残っており歩きにくいのですが1本だけ蛍光灯が付いていて助かります

トンネルを過ぎると小さな土地公の廟があり人家から離れているのですが妙に人懐っこい猫がいて足元から離れません

猫を振り切り辿りついたのが復興坑口 ここには坑車を引き上げるインクラインとトロッコに組成するヤードがあったようで一部観光用に線路も引き直されていますが(但しブロックの幅に合わせてあるのでゲージ無視です)現状ここまで来る人は少なくほったらかしにしてあります ホッパーからここまで1㎞弱だと思いますが途中トンネルもありますし整備して観光トロッコを走らせれば十分観光資源になると思うのですが・・・

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炭鉱跡と猫街の侯硐へ 3

2010-09-28 19:16:00 | レトロ&ノスタルジー
侯硐の炭鉱は瑞三鑛業公司によって経営され基隆河西岸の本坑のほか東岸に侯硐坑・復興坑・新坑の計四つの坑口がありました。本坑は坑道延長4,752m、海抜96mの坑口から最深部はマイナス348mという巨大鉱山で(その他復興抗などは資料をあたりましたが判明しませんでした)台湾には北部に鉱山が集中していましたが小規模鉱山が多く1970年代には瑞三鑛業の出炭量は全台湾の半分を占めるほどであったそうです。
昭和9年の会社設立以来連綿と続けられてきた採炭ですが資源を掘り尽し放置され朽ち果てつつあった鉱山施設が整備され猫街と併せ新しい観光地として脚光を浴びつつあります。
旧炭鉱アパート 現在は外観が整備されているだけですが後々内部も復元するようです

炭鉱アパートの横を走り抜ける太魯閣 と言いたいのですがこの日は抑止が掛かっておりこの辺りはのろのろ運転でした 炭鉱アパートの前に団体の観光客がいるのが見えますか?

台鐵の低いガードを潜ったところにある本坑坑口 覗いてみると中に壊れかけのロコが放置してあり水もかなり出ていましたが案内所の日本語で説明してくれたお爺さんによると整備して坑道の中へ入れるようにする計画があるようです

 本坑坑口辺りを行く荷物列車 この列車は延々高雄まで走ります

この日は半端じゃない暑さでしたがせっかくだからと隣の三貂嶺まで歩くことにしましたが途中で熱中症で倒れそうでした

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台北之家@中山北路二段

2010-05-29 17:33:00 | レトロ&ノスタルジー
先週土曜日(ちょうど1週間前)欣葉日本料理へ下午茶へ行く途中、中山北路を歩いていると白い洋館を見つけました。外にあった看板を見ると元アメリカ大使館を改装した台北之家、ガイドブックで知ってはいましたが実際訪れたのは初めてで下午茶の時間が迫っていましたがちょっと覗いてみました。
コロニアル風の洋館 79年の台米断交以降20年程は打ち捨てられ荒れ果てていたそうですが非情城市で有名な侯考賢氏がプロデュースし甦りました

ミニシアター オープンカフェ バーと揃っており都会のオアシス的存在です

1階のシアターチケット売り場と2階へ続く階段 この日は2階のギャラリーで某大学美術学部の発表会が催されていました

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上野市駅 上野産業会館バスターミナル 伊賀上野街巡り13

2010-05-24 18:59:00 | レトロ&ノスタルジー
伊賀鉄道本社のある上野市駅は忍者の町の玄関口らしくホームの隅や天井の梁に忍者が潜んでいます。駅前ロータリーは三重交通のターミナルになっており上野産業会館1階が切符売り場と待合室になっています。市内バスのほか品川・名古屋・大阪への高速バスも発着しており上野市駅よりも旅情があります。
            ユニークな形の上野市駅舎

   人かと思っていたのが人形だとわかるとドキッとします

  小奇麗な上野市駅に比べ薄暗くレトロ感漂うバスターミナル

   お土産屋さんや車内へ持ち込む軽食なども売っています


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山車の蔵 老舗が並ぶ道筋 伊賀上野街巡り12

2010-05-19 18:02:00 | レトロ&ノスタルジー
丸万温泉を眺めた後上野市駅南の街中心部に戻って来ると古い街らしく興味を引く建物が沢山あります。
         上野天神祭りの山車花冠(かかん)の蔵

   明治36年創業の時計屋さん アンティーク時計・カメラが一杯

砂糖・小麦粉等の卸屋さん 現在は新本社で営業しているようです

          駅前アーケードにある元映画館

         中二階の漆喰が綺麗な和菓子屋さん

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