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亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

旧逓信部ビル 國史館@長沙街一段2號

2012-05-04 20:01:00 | レトロ&ノスタルジー
昨日の「日本人観光客で一杯」で総統府前と中正紀念堂の写真が2時間ほど間隔が空いているのに気づかれた方もいるかも知れませんが、その間何をしていたかというと前回訪ねたものの閉館時間ぎりぎりで中に入れてもらえなかった総統府裏の國史館を見学に行ってました。サブタイトルで総統副総統文物館となっており展示物自体は歴代総統に関する説明や友邦国から贈られた文物(日本から贈られた蒔絵文箱etc)など、もちろんそれなりに楽しめますがそれよりも建物自体が日本統治時代の旧逓信部のビルをそのまま使用しており非常に興味深い建物でした。
写真を整理していて気がついたのですが今回外観写真を撮っていませんでした 同じ写真はアップしないと決めていますので外観は3月2日付け台湾一の有名女子高&国史館の3枚目をご覧ください
    台北市市定古蹟のプレートもしっかり掛かっています

1921年起工され2年を掛けて完工しています 総統府の設計もした森山松之助台湾最後の仕事だそうです
バロック建築と現代建築を融合させたもので堂々とした中に優雅さも兼ね備えています
2F廊下 1灯式灯具はコピーですがシャンデリアは当時のものです

これが当時のシャンデリア 日本人とわかると親切なボランティアの余小姐が付きっ切りで説明してくれました
最後に展示も少し触れておきます 李登輝氏のコーナー 襄陽路の臺灣博物館は入館料20元(これも安いんですが)國史館は入場無料です

休日はINポイントが少なくなります 台湾情報のバナーをクリックして応援お願いします
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國立臺灣師範大學 1 @和平東路一段162號

2012-03-29 18:16:00 | レトロ&ノスタルジー
これまで臺灣大學は学園祭や校内散策で何度も紹介してきましたが、一番お世話になった臺灣師範大學(師大)を一度も取り上げてきませんでしたので今回は國語教學中心に学ぶ日本人も多い師大です。師大には校本部・図書館校区・公館校区・林口校区と四つのキャンパスがありますが、今回は校本部(メインキャンパス)です。校本部には旧制台北高等学校時代の建物も残っており優雅な佇まいを見せています。
           行政大樓 いわゆる事務所棟です

両翼が長く写真に納まりません 3階部分は後に増築されているそうですが旧制台北高等学校時代から使われてきた建物です
         校章が新しすぎますが堂々とした門です

もちろん内部は手直しされていますが戦前の建物が大事に使われています

     修理中の禮堂 旧制台北高等学校時代の講堂です

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夜の中山堂@延平南路98號

2011-11-25 18:07:00 | レトロ&ノスタルジー
昨夜はある団体の演奏会が中山堂で催されるとのことで入場券を貰っていたので、演奏会自体はプロの演奏ではないので期待していませんでしたが、久しぶりに夜の中山堂もいいなぁと出かけてみました。予想通り(失礼)演奏会はもう一つでしたが白熱灯の柔らかい灯りの下で見る中山堂は歴史を感じさせる建築物でした。
         隣のえらく派手なのは台北市警察です

               凝った造形のホール照明

               こちらは車寄せの照明

綺麗に改装されていますが窓や仕切戸には1936年建築当時のものが今も使われています
               車寄せに2ヶ所ある水道

支配下に置かれ台湾の人々にとって腹立たしいことは多くあったに違いありませんが東京でも一部にしか整備されていなかった下水道を作ったり衛生観念を持込んだり当時の日本が植民地経営に力を注いだことを冷静に評価できる台湾はやはりいい国です

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國立臺灣博物館 2 @襄陽路2號

2011-11-15 18:06:00 | レトロ&ノスタルジー
元々児玉総督及び後藤民生長官記念館として建設された國立臺灣博物館ですが戦後国民党政府に接収後は省立臺灣博物館となり児玉源太郎と後藤新平の銅像も撤去されました。しかし2体の銅像は廃棄されること無く収蔵品として保管され博物館の100周年となる2008年に再び倉庫から取り出され2階に展示されることになりました。
2階吹抜け周りの回廊 床のモザイクは建築当時のものだそうです

         ドームも細かな装飾が施されています

本来総督である児玉源太郎をアップすべきでしょうがあえて後藤新平像 初代満鉄総裁・東京市長・NHK初代総裁ほか大臣を歴任しましたが中でも関東大震災後に内務大臣兼帝都復興院総裁として現在にもつながる東京の復興計画を立案・推進しました 毀誉褒貶のある人物ではありますが今の東京の基盤を築いたともいえます 未曾有の国難にある現在彼のようなリーダーシップを発揮できる政治家が必要です
総督府の予算に余裕が無く一般からの寄付金で建設されたそうですが日本国内にも少ない立派な建物です
入場料はわずか20元 暑い日や歩き疲れた時などには涼みがてら内装を鑑賞するだけでも元がとれます

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國立臺灣博物館 1 @襄陽路2號

2011-11-06 17:32:00 | レトロ&ノスタルジー
228和平公園の北端に位置する國立臺灣博物館は第四代総督児玉源太郎と民生長官後藤新平を記念して建設されたもので当初はその名もずばり「児玉総督後藤民生長官記念館」と名付けられました。その後、博物館となり戦後は中華民国に接収されて國立臺灣博物館となっています。台北駅から新光三越西の公園路の南を見ると正面にネオクラシカル建築の優雅な姿を見ることができます。
     正面6本の柱とドームを持った堂々たる建築です

               入口前の照明も優雅です

1Fホールから見上げると何本もの石柱がドームを支えています

1Fホール左右のアルコープ 現在は花瓶が飾られていますが建築当初はここに児玉源太郎と後藤新平の銅像が配されていました
      1Fホールから2Fへ上る階段も荘重な造りです

コメント (2)
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診療室・武徳殿 映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセット 5 @新北市林口

2011-10-25 18:08:00 | レトロ&ノスタルジー
火曜日から天気が悪くなるという予報が当たり今日の台北は霧雨で肌寒い天気です。連日多くの方に訪問いただき有難うございます。お帰りの際には下の台湾情報のバナーをクリックしていただけると有難いです。

映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセットの最終回です。セデックバレオープンセットの正式名称は林口霧社街といい、前にも紹介したように今年12月4日までの期間公開です。訪問される場合は林口の接続バス乗場を利用し、入場券もそこで購入することになります。詳しくは公式サイトで確認してください。
                   霧社公医診療室

お土産屋になっている藤澤樟脳霧社分室 戦前の台湾では樟脳は砂糖と並ぶ輸出品の稼ぎ頭でした
                   霧社養蚕指導所

     櫻花と説明されましたが日本の桜とは別種です

            武徳殿 畳敷きの武道場でした

  武徳殿横からの眺め 台北港・淡水方面が見渡せました

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花岡一郎邸・公学校 映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセット 4 @新北市林口

2011-10-20 18:06:00 | レトロ&ノスタルジー
台湾中部では車で日月潭と電車で集集線へ行っていますが霧社へは行ったことがありません。地図で見ると台中から日月潭への経由地である埔里(紹興酒で有名)から更に10㎞以上山の中へ行かなくてはいけないようです。
            花岡一郎邸と壁に書かれた遺書

                    公学校

          教室には君が代が貼られていました

                    校長宿舎

                どこも人で一杯でした

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履物屋雑貨屋 映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセット 3 @新北市林口

2011-10-16 17:25:00 | レトロ&ノスタルジー
前回櫻旅館を紹介しましたが今回は霧社の街中にあった商店です。セットでは雑貨屋・履物屋などが再現されていて小物も陳列され昭和初期の雰囲気を感じることができます。
     看板だけで実際の豆腐屋はありませんでした

   履物の高瀬屋 中は原住民のお土産屋になっています

                雑貨屋金墩商店

金墩商店内部1 多くの日本人美術スタッフが関わりました

金墩商店内部2 ライオン歯磨や中将湯のポスターもいい感じです

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郵便局櫻旅館 映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセット 2 @新北市林口

2011-10-12 18:09:00 | レトロ&ノスタルジー
このオープンセットは8,000万NT$を投じて作られており9月14日から12月4日まで3ヶ月の期間限定公開ですが客の入りによっては公開の延長もあるようです。
             皆熱心に写真を撮っています

 観光バスでやってきた団体には原住民の解説が付きます

          台湾人は日本人以上に写真好きです

                   櫻旅館も大人気

写真を撮っていると近づいてきた台湾人に話しかけられ30年ほど前までは台湾でよく見られたゴミ箱だ 日本ではたぶん40年前くらいには無くなったのではと話が盛り上がりました

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警察霧社分室 映画「賽徳克巴萊 セデックバレ」オープンセット 1 @新北市林口

2011-10-07 18:03:00 | レトロ&ノスタルジー
10月10日は台湾の祝日双十節で明日から3連休になりますが、連休を前にした昨日誘われて霧社事件をテーマにした映画「賽徳克・巴萊 セデックバレ」のオープンセットを新北市林口に見に行ってきました。
  林口の丘陵地に1930年頃の霧林の町が再現されています

     昨日は平日だったにも拘らず大変な人出でした

                    警察霧社分室

                    霧社分室内部

                    霧社分室内部

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