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亜熱帯天然色百科

夜市・屋台・餐廰・路地・鐡路・猫etc

内湾はすっかり観光地 2 @内湾老街

2015-08-03 17:13:00 | レトロ&ノスタルジー
今ではすっかりシネコンが主流になりましたが昔は単館の映画館が日本にも台湾にも沢山ありました。今住んでいる名古屋の町内にも東映系の映画館があり夏休みには怪獣映画を見に行ったものです。台北市内でも金山南路、中国電信国際局の向え辺りに「寶宮戯院」という映画館があったそうで、タクシーに乗ってヨメが「寶宮戯院」というと年配の運ちゃんなどはちゃんと連れて行ってくれます。内湾戯院も古き良き時代の遺構ですが1998年初めて訪れた際には崩れかかった廃墟になっていました。
あまりにも観光地化することは正直好きではありませんが遺構が保存されるのは良いことです
         内部では内湾の歴史を紹介しています

         台湾風ネギマを齧りながら内湾散歩

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内湾はすっかり観光地 1 @内湾老街

2015-07-28 17:50:00 | レトロ&ノスタルジー
初めて内湾を訪れたのは今から17年前の1998年9月、当時は九份・十份と同じくまったく観光地化しておらず寂れた街でした。新竹からはガラガラのディーゼル機関車が牽く旧型客車(もちろんクーラー無し)に現地の山地人のおばぁさん達と揺られ終着の内湾へ着きました。後年週末復興號が台北から乗り入れたり、新幹線の駅が出来て六家線が新設されるなど想像できませんでした。そんな内湾へ姪1號が日曜日に遊びに行ってきました。
1998年9月17日の内湾火車站 出発を待つ新竹行きの普通列車 ほとんど人がいません

      一昨日日曜日の内湾火車站前 観光客だらけです

油羅渓に掛かる吊橋 すっかり観光地になりましたが当時は誰もいませんでした

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自転車バイク預かり所@桃園火車站

2015-07-26 17:50:00 | レトロ&ノスタルジー
日本で駅の自転車置場というと都会では舗道にスペースがあったり、有料の大掛かりな屋内駐輪場があったりしますが、郊外の駅だと昔商店だった家が土間のスペースを活かして通学する高校生の自転車預かりをしていたりします。台湾でも台北などでは捷運の駅ごとに歩道上などに自転車置場バイク置場がありますが、桃園火車站前は狭いスペースにタクシー・バスの乗降場があり駐輪スペースを取ることが出来なかったのか線路沿いにレトロな預かり所がありました。
          この雰囲気 もう台北では見られませんね

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松山文化創意園區&臺北大巨蛋@信義區光復南路133號

2015-01-31 18:31:00 | レトロ&ノスタルジー
國父紀念館の北、市民大道・光復南路・忠孝東路に囲まれた一画はかつてタバコ工場がありました。日本統治時代は台灣總督府專賣局松山菸草工場、終戦後は台灣省專賣局松山菸草工廠から台灣省菸酒公賣局松山菸廠と名前を変え1998年まで紙巻きたばこの生産が続けられました。生産停止後はしばらく廃墟となっていましたが、歴史的に重要な建築物も多く文化公園として2004年再出発、更に広大な敷地に大型室内体育館を建築することとなりました。台北市内には収容人数15,000人の臺北小巨蛋Taipei Arenaがありますが、2017年に台北で開催されるユニバシアードの主会場とすべく40,000人収容の臺北大巨蛋Taipei Domeが建設中です。
       タバコ工場の旧建築物内部は博物館になっています

           当時の事務室が再現されています

   従業員名簿です 最盛期には2,000人強が働いていたそうです

製造されていたタバコのパッケージや社員証なども展示されています

敷地内で建設中の臺北大巨蛋 大林組が施工しており今年末完工予定です

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三峡老街 2 @新北市三峽區

2014-10-25 17:58:00 | レトロ&ノスタルジー
日本では30~40年前から伝統的建造物や街道筋などの保存が行われ観光地化してきましたが、台湾でそうした気運が高まってきたのはここ20年以内のことです。2000年以前に内湾を訪ねた時は、単なる寂びれた田舎町で店といえば雑貨屋や煙草屋がある程度で土産物屋なぞ1軒も無く、今は博物館化している内湾戯院も崩れ落ちそうな廃墟となっていました。三峡も以前から廟は有名でしたが古い街路が修復・保存され観光地化したのはここ10数年のことです。路地好きとしては非常に結構なことではありますが、内湾・九份・深坑・三峡・鹿港etcどこへ行っても同じような修復がなされ、あまり変わり映えしないと思うのは管理人だけでしょうか??
      表通りから1本入ったほうが良い景色が残っています

                 文房四宝のお店

平日などあまり人が多くない日を狙っていくのが良いかもしれません

レトロ趣味のお店も多くなっており価格がどんどん上がっています

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三峡老街1 @新北市三峽區

2014-10-21 17:15:00 | レトロ&ノスタルジー
古くから客家人が住み着き木材・樟脳・布・お茶などの商業で栄えた街三峡、一旦は寂びれましたが観光地として復活しています。台北から直通バスもありますし、台鐡の樹林や鶯歌からバスに乗り換えても便利です。先週末、姪1號が遊びに行ってきた際の写真を送ってきました。
             三峡老街の入口 警察署

            媽祖(天上聖母)を祀る興隆宮

         週末の三峡老街は夜になっても人で一杯です

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レトロな青田茶館 2 @青田街8巷12號

2014-06-07 17:25:00 | レトロ&ノスタルジー
今回滞在中に元料亭を改修し文学館とした紀州庵の最後に残った離れの修復が完了したというニュースがありました。古亭から南へ直ぐの同安街なので訪れてみようと思ったのですが、悪天候ですっかりスケジュールが狂ってしまい気が付けば明日は帰国日、訪問は次回へ持ち越しとなりました。ただそのおかげで穴場??の青田茶館を見つけられたので悪いことばかりではなかったのかもしれません。
門から中へ入ると2匹のネコが迎えてくれます この時は残念ながらカメラを向けると隠れてしまいました
書棚の美術書をながめながらお茶するとゆったりとした時間が流れます

       窓の外の青々とした庭も中々のものです

     ここはギャラリーでもあり壁の書画は販売しています

        台湾にいることを忘れてしまいます

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レトロな青田茶館 1 @青田街8巷12號

2014-06-05 17:55:00 | レトロ&ノスタルジー
青田七六を取り上げたのは随分前になりますが、今回久しぶりに訪れようとしたら一本巷仔を間違えてしまいました。8巷には長らく改装工事が続いていた蒙蔵文化中心という内モンゴルとチベット文化を紹介する施設があり、その向側にレトロな日本家屋が建っています、青田七六かと思っていると表札に青田茶館とあります。ちょっと中庭を覗いてみると女性が出てきました。聞いてみると臺灣大學の教授の旧宅を改修した茶館と陶器の販売・ギャラリーだそうで、お茶を飲む時間はなかったのですが写真撮影を頼むと「どうぞ」ということでしたので、紹介させてもらいます。
チベットやウイグルが問題化していますが中華民国としても内モンゴルとチベットは版図の一部としていたのですね
      前の植木が邪魔をして綺麗に撮れません

         その向かいにあるのが・・・

                  青田茶館

                中々いい感じです

    ほぼ廃墟と化していたものをリノベーションしたそうです

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さよなら大須演芸場

2014-02-04 18:15:00 | レトロ&ノスタルジー
今日は番外編です。名古屋には東京の浅草、大阪の道頓堀のような繁華街大須があり、商店街を横にそれると名古屋唯一の寄席、大須演芸場があります。子供の頃両親に連れられ三遊亭圓歌の落語を聞いた覚えがありますがその後、大須へは行っても演芸場に足を運ぶことはありませんでした。日本一客の少ない演芸場として有名でこれまで何度も閉鎖の危機があり、何とかしのいで続いてきましたが昨年秋、賃料の不払いで大家が差し押さえの強制執行を申し立て節分の昨日をもって営業を終了しました。そこで閉鎖が決まってからなんですが3回ほど演芸場へ行ってきましたのでレトロな雰囲気をお届けします。
1月20日の通常公演 客入りは7割ほどでした 1階は椅子席2階は桟敷席になっています
29日には若手時代に大須演芸場へ出演し全国区となった芸人による恩返し公演がありました
夜10時の開演ですが満員で予約しないできた人は入場できませんでした

予約してあったので席に座って観ることが出来ました 終演は11時半近くでしたが最期まで大盛り上がりでした
そして昨日 営業は1月31日で終わっており2月1日から3日は無料公演でしたが営業時と同じ1,500円を寄付して入場 提灯や舞台の千客万来の額は取り外されています
午後1時半快楽亭ブラック師匠の高座中ついに終演が訪れました

真ん中の人物が裁判所の執行官 公演中止と演者・観客に退去を命じます

         最期に豆撒きがあり別れを惜しみます

   応援の警官もでて物々しく差押え強制執行が行われました

節分に因んで撒かれた豆 寂しいですが復活があり得るとの情報もあり復活した際には応援の意味も込めて通いたいと思います

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復古調の建物@廸化街

2013-12-21 18:07:00 | レトロ&ノスタルジー
日本には高山や白川郷など歴史保存地区(正式名:重要伝統的建造物群保存地区)が各地にあり街並み保存が行われていますが、台湾でも観光振興の意味合いもあって保存が進むとともに新しい建築物でも街並みに合わせレトロ調に装飾することがあります。
台北の漢方薬と乾物卸商の街、廸化街では外観に統一感を持たせたレトロな街づくりが行われています

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