リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年9月29日 御嶽山噴火Ⅱ

2014-09-29 14:14:41 | Weblog
 一作日から連絡がとれなかったダンナとは昨夜になり、やっと携帯が通じ無事を確認。いつもなら放っておくところ、母から連絡が来て「どこの山に行っているの? 無事ならいいけれど。まさか御嶽山には行っていないわよね」と念を押され、やや動揺した私。愚かにもダンナには「長野の山」とアバウトにしか行き先を聞いていなかった。その為、母に嘘をつくわけにもいかず「うーん、大丈夫なんじゃない? どこへ行ったのかは分からないんだけど」と答え直ぐにダンナの携帯をならす。しかし電源オフが夜遅くになっても変わらず。携帯は車の中にでも置きっ放しだから通じないのだろう、とこれも楽観的に考えた。それでもテレビニュースではもくもくと上がる噴煙や逃げ惑う登山者の姿が映し出され、気持ちが不安な方向へ導かれた。息子たちにも連絡を入れ、万一の事を考えてと伝えた。しかし山に少しは詳しい次男は「御嶽山はお父さんが泊りがけで行くような山ではないよ。だからあそこには登っていないよ」と言う。ダンナが所持している地図をみても"御嶽山”(次男と数年前の秋に登頂している)は残っているのでちょっと安心。昨日も1日中携帯はつながらず。日が暮れた夕方6時半、再度連絡を入れるがまだ不通。早朝に登り明るいうちに下山する人なのでその時間帯になっても不通だった時には再び不安が頭をよぎった。1時間後の7時半過ぎ、もう1度と思い電話をならすと呼び出し音が。「大丈夫ですか? 大きな山の事故があったから心配になって」「ああ、ただの噴火だろー」と一言。ホッとしたと同時に今後は当たり前の事だがきちんと行き先の山名を書き残して出かけてもらおう、と誓った。息子たちや母にもいらん心配をかけた事を詫びた。とても疲れた週末だったー。それにしても犠牲者達は気の毒。中高年ばかりではなく若者も多数含まれている模様だし。その親達の心中を思うととても他人事には思えない。早期の救助を願う。

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