リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年9月5日 映画・太陽がいっぱい

2014-09-05 21:52:28 | Weblog
 若い頃、ハンサムな男性は苦手だった。見た目が綺麗な人にはろくな人がいない、と思い込んでいたのだ。何故そう思ったのかは忘れてしまったが・・・・。ある程度の年齢になってからは綺麗な男もいいものだ、と思うようになった。好きにはならないが観賞用にはいいんじゃないかと思い始めたのだ。これまたなんとも勝手な解釈。そして今夜、アラン・ドロンの名作”太陽がいっぱい”をテレビで観た。昔なら毛嫌いしていたアラン・ドロン。今観るとこんなにも綺麗な人がいるのか、と目を疑いたくなるくらいの美貌。キリリと冷たい瞳も良いし引き締まった体もステキ。友だちを殺して彼に成りすまし大金を手にしようと目論む殺人者役なのだが、悪い人には見えない。しかしラスト近くなり、友の彼女をも手なずけたあたりから彼の目の表情が何か違って見えた。あれも演技? だとしたら凄い。映画の最初と最後で(撮影の順番はどうだったのか分からないが)表情が異なるなんてお見事。60年、70年代の名作映画をもっと観たくなった。

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