２０１３年３月２４日 NHKの新番組

　４月になると新番組が各テレビ局で始まり、新番組でなくても司会者が新しくなったりで浮き足立つ。中でも酷いなと感じるのが（ここ数年間ずっとなのだが）NHK。「古いよ、考えが」と言われるのを承知で書く。だいたいNHKってのは本来落ち着いた、つまらない役割を果たしてきた。つまらないながらもそこに良さがあった。なのにいつの頃からか民放各局と争うかのように、派手さや面白さを強調するような番組作りに変わってしまった。そうしないと若い視聴者が着いて来ない、時代に取り残されるなどと考えての事か。だとしてもちょっと違うと思うよ、あなた方の方向性。今日もやたらにAKBのメンバーが画面に登場。（別にAKBが悪いと言っているのではない。彼女らは彼女らで輝く舞台が別にあるんじゃない？　と感じるのだ。そこはNHKとは違う場所でね）或いは他の局でも見飽きた類の芸人たちがこれでもか、と顔を揃えた番組の宣伝。それらを見たい人たちは他局で十分見ているんじゃないの？　NHKにはそれ以外のところでお金を使って頂きたい。彼らに高額な出演料を支払うのではなく、見応えのあるドキュメンタリー番組や自然相手の他では見られないものを作って欲しい。このままじゃ、あまりにもつまらない番組ばかりで受信料だって支払いたくないぞ。（ダンナが支払ってくれているから自腹は切っていないんだけどね）同じ様な思いで画面を見つめている人は少なからずいると思うのだが。