リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年3月2日 竹中直人監督

2013-03-02 14:19:32 | Weblog
 楽しみにしていた映画”自縄自縛の私”を観た。普通に考えたら有りえないような変な性癖の持ち主の女の子の話し。さらりと描かれていて小気味よいものだった。主演の平田薫さんもキラキラしていて素敵。他の役者たち、津田寛治・ピースの綾部祐二・安藤政信(立派なおっさんになっていて驚いたけど)・馬淵英り可などおもろい人たち満載でなかなかよかった。考えてみたらそれほど売れてる人は出ていない作品だったんだね。こんな事を言ったら役者たちに失礼かもしれないが。その割りにはイイ出来。これは竹中監督の成せる技なのでしょうか。この人、役者と監督のどちらがいいんだろうか。ずうっと前の”119”って作品も良かったけど、少し前の“山形ストリーム”(って言ったかな。自信ない)は全く観たいとは思わなかったし。極端だよね、イイナと思わせるのとそうではないのが。映画館からの帰り書店で原作本を立ち読み。R-18文学賞を受賞したとの事だったので期待して読んだがつまらなかった。これは映画で観た方がずっといい、と思った。数年前に観た”人のセックスを笑うな”を思い出した。こんな感じの映画、また作って欲しい。私は好き!

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