２０１３年３月１２日 環太平洋連携協定（TPP)

　安倍首相が何としてでも、の勢いで進めているTPP問題。交渉参加をめぐって自民党の会合では議員ふたりによる怒鳴りあいがあった。いい年をしたおっさんふたりが互いに譲らず、至近距離で声を荒げ手いた姿がテレビに流れた。なんともいただけない姿。彼らに投票した人たちが嫌な思いをしているのでは、と思った。そもそも選挙前は自民党ってTPP反対をうたっていなかったかしら。思い違いかなぁ。安倍さんの思いはどうだったか分からないが選挙時、特に田舎では（農家が多い事もあり）TPPに反対していく、と公言した候補者が目立っていた。なのに政権が交代したら手のひら返しでアメリカの言いなりになる。全くもって自民党らしいやり方。このままだと協定は結ばれるだろう。その為、反対していた(交渉参加には慎重と表現されている）尾辻秀久議員は声を荒げて抵抗したのだ。過去に民主党が内輪もめをして自民党に責められた事があったが、今やどっちもどっち。ちゃんと働いてくれる議員の出現を心待ちにして久しい。