成年後見制度と選挙権の問題。やや複雑な話しだが、当人たちにとっては大変な問題なのだろうなぁと思っていた。昨日東京地検でダウン症の原告が勝訴、と判決が出たと聞いて改めて考えた。後見制度とダウン症をひとからげに考える事が出来ないから余計に難しい。しかも今回の原告である名児耶 匠(なごや たくみ)さんの場合、2007年に父親が後見人になってから選挙権を失ったそうで。それまでは持っていたのだから訴えたくなるのも当然。しかも判決後に記者会見を開いていたが、見た目以外(と言うのも失礼だが、ダウン症の人は特徴のある顔立ちなので)は病気であることを感じさせない人だしなぁ。財産を守るために父親が後見人になったのかもしれないが、その必要は果たしてあるのか? そこは個人的な問題だからこちらがとやかく言う問題ではないか。今回の判決で彼女はその意味を認められたのだから喜ばしい。別の裁判官だったら違った判決だったのかも、と思うと切ないが。
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