２００６年１１月８日 国語力の低下

　大学生を始め、社会で働く人々も読み書きの力が低下しているらしい。携帯電話やパソコンの普及によってもたらされた産物。今後どんな対策が必要なのか、って事をＮＨＫの「クローズアップ現代」が放送していた。マジですかい、と正直思った。こんな事になっているなんて信じられない面もあった。けれど、番組を見ているうちにこれが現実なんだと、思い知らされる事にもなった。国立大学に在学の学生の中にもまともに漢字を使えずだか使わずだか、分からん学生もいたりして。彼は一日２４時間中メールでのやり取りに費やす時間が確か、５時間程。しかも学生でありながら、メール以外の活字を目にする事はまるでなしとか。授業はどうなってんだい、教科書は開かないのかい、と突っ込みたくもなる。大学生が文字を理解できないのは、途中から機械で汚染されたせいじゃないのか。これからもっと問題視されるべきなのは、もともと文字を知らない子ども達があまりに多くの時間機械達に操られていたって事なんじゃないのかな。どうなるのか私しゃ知らないけれど。