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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2006年11月4日 桐野夏生

2006-11-04 19:07:54 | Weblog
 NHKの土曜ドラマを久々に見ている。中年女性の自立がテーマ。若い頃なら見向きもしなかっただろうけれど、今や親近感を覚え見事にハマッテいる。原作が桐野夏生さんだからって事もあるのかな。彼女の本は面白い。最近は朝日新聞に連載小説が載っていて、毎朝楽しみにしている。新聞小説をここまで真面目に読んだ事があっただろうか。魅力があるのよね、とっても。あちらは若者が主人公でやや沈み気味な話。もっとも、彼女が書く物は殆どが重い感じだよね。いろんなもんを抱えて生きてる、みたいな。生きるってそうゆう事なんでしょうけれど。今夜もこれから「魂萌え」を見る。最後の回なので結論が出る。どう終わるのか予想は着くが、確認しないと。それしても次々と重苦しい内容の話を発表する作者って、どんな人生を送って来たのだろうかと、興味をそそられる。