スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

スタイル&定義六の性質

2006-09-05 23:38:39 | Weblog
 昨日の予告通り,このブログの形式を説明します。一見して分かるように,このブログは上下の二本立てになっています。上段が趣味について,下段がスピノザのエチカについての記事です。各ブログの上部(日付の左)及び左側下方のカテゴリーは,上段の記事にのみ対応します。あるカテゴリーだけをまとめて読みたい場合はその部分をクリックしてください(PCのみ有効です)。競馬と競輪のレースの記事の場合,ごく初期を除くと前日に予想がしてあります。それを読みたい場合はご面倒ですが左上のカレンダーから調べてください。なお,記事はレース当日とは限りません。予想はレースの前日ですので,その点にはご注意を。将棋の対局の記事についても,前日(2日制の場合は初日にも)若干の紹介が付されている場合があります。この部分の記事は原則的には1日で完結しています。何らかの意味で継続する場合は,後の記事が前の記事にリンクしてありますのでそれを辿っていってください。一方,本編ともいうべき下段の方は,エチカについてあるテーマを設定し,それについて少しずつ進んでいく形態です。ですので,この部分についてはある程度(できればそのテーマの始まった日から)通読しないと,僕のいわんとすることは理解できないと思います。ですので,こちらの記事にのみ関心があるという方は,たとえば週に1度か2度,まとめて読んだ方がよいと思います。エチカに興味をもって新規にこのブログにいらっしゃった方は,ご面倒ですが時間に余裕のあるときにまとめてお読みになってください。なお,これはあくまでも僕の理解ですので,正しいとお考えになられては困るのはもちろん,むしろ僕の理解におかしいと思われる部分があればその都度ご指摘ください。このブログの最大の目的はそこにあります。
 今後もこのブログはこの形式で進めていくつもりですが,もし何かこうしてほしいというご要望がある場合にはお聞かせください。
 明日はオールスター競輪がいよいよ決勝を迎えます。タイトルホルダー(GⅠ優勝者)がふたりだけで混戦模様。ラインは武田-手島-諸橋の関東,市田-佐々木,井上-高木の混成ラインがふたつの3分戦で,佐藤と白戸は自在戦。難しいですがオリオン賞でああ書いた手前,市田選手◎からいきます。もちろん先行一車といえる武田選手○も有力。あとはタイトルホルダーに敬意を表して佐藤選手▲と高木選手△。

 定義六の残る問題はこの定義の性質,すなわちこれは実在的な定義なのか名目的な定義なのかということですが,たぶんこれはどちらとも解釈することが可能で,エチカを専門的に研究しているような学者の間でも意見は分かれるのではないかと思います。僕自身の考えについていえば,確かに神の存在はこの定義のみから発生するのであって,この意味で,この定義は実在的であると考えているのですが,後に採り上げますが定理一一で神の存在をスピノザが証明するとき,スピノザは単にこの定義のみには訴えないような証明も示していて,この点では名目的であると考える余地もあると思います。ただ,どちらであるかということについては,ここでのテーマにはあまり関連しませんので,これはとりあえず問題として残しておいたまま,この定義そのものの正当性の方をみていくことにします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 竜王戦&暫定的解釈 | トップ | オールスター&神の特質 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事