スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

オールスター&神の特質

2006-09-06 23:25:12 | 競輪
 オールスター競輪決勝。前を取ったのは市田選手で,中団に井上選手。単騎のふたりを挟んで後方から武田選手の展開。残り2周になるところから武田選手が上昇,白戸選手が番手を攻めにいきましたがここは手島選手が守りました。打鐘過ぎに抑えると佐藤選手が外から番手戦を挑みにいき,ホームで武田選手が流すところを後方から井上選手と高木選手で一気にカマシ先行。白戸選手と佐藤選手が追い上げましたが完全に離されてしまい,バックの段階ではもう2車による争いとなることが決定的に。結局井上選手が粘りきり,マークの高木選手が2着。3着には佐藤選手が入りました。優勝した長崎の井上昌己(まさき)選手は競輪学校86期の27歳で,一昨年のアテネオリンピックで銀メダル(チームスプリント)を獲得したメンバーのひとりですが,競輪では大した実績はまだなく,新鋭といってもいいでしょう。高松宮記念杯では3番手を競りにいってつまらないレースをしてしまいましたが,今日は高木選手のアドバイスもあったようですが,思い切って駆けたことが功を奏しました。高木選手にとっては絶好の展開であった筈で,大魚を逸した感じです。武田選手はメンバー構成としては最も有利であったのですが,GⅠの残り1周のホームであんなに流してはアウトです。
 明日は王座戦の第一局が指されます。130周年記念ということで,日本経済新聞のサイトが充実していますのでお立ち寄りください。できれば毎年続けてほしいですけど。

 神というからには,それは最高に完全なものでなくてはなりません。もしもどこかに不完全な点があるものについてそれを神というのは,それ自体で不条理になるからです。神について考える場合には,だれでもこの点については受け入れなければならないと僕は思います。しかし,それは最高に完全なものであるということは,それだけでは神の定義として相応しくありません。なぜなら,事物の定義というのはその事物の本性を表現しなければなりませんが,最高に完全であるということは,神の本性ではなくて,むしろ神の本性から必然的に生じてくるようなひとつの特質であるからです。したがって,神の定義というものの条件は,そこから神が最高に完全な存在であるという特質が必然的に導かれるようなものでなくてはならないことになります。そこでこの観点から定義六の正当性にアプローチしていくことにします。

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