スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

大山名人杯倉敷藤花戦&始発の遅れ

2020-11-10 19:04:02 | 将棋
 5日に指された第28期倉敷藤花戦三番勝負第一局。対戦成績は里見香奈倉敷藤花が6勝,中井広恵女流六段が6勝。約5年半ぶりの対戦でした。
 倉敷市の副市長による振駒で里見倉敷藤花が先手となり,5筋位取り中飛車。後手の中井六段は左美濃。飛車交換になって先手が飛車を先着しましたが,思うような戦果をあげられず,後手が反撃に出る展開。
                                        
 後手が☖7七歩と打ったところ,先手が金取りを無視して底歩を打った局面。☖7八歩成なら☗同飛成で後手の飛車を召し取ることができます。
 後手は☖3一角と引きましたが,すぐに☖1五歩からの端攻めに出るのが有力だったようです。先手は☗9六歩と突いて☖9五角を阻止しました。
 ☖3一角には☖9五角のほかにもうひとつの狙いがあったようです。それが☖3三桂と桂馬を活用しに行く手。先手はここで☗7七桂☖同桂成☗同飛成と清算しました。後手はこれによって桂馬を入手することができたので☖3六桂。先手は☗2九王と引きました。
 ここで☖3四金と援軍を送りにいきましたが,☖4五歩☗同歩☖3四金の方が勢いがあってよかったようです。実戦はここで先手に決め手が出ました。それが☗8八金。
                                        
 これで☗7八龍から飛車を取る手を後手は防ぐことができません。第2図以降も後手は最善を尽くして攻めたものの駒損が大きく,先手が勝っています。
 里見倉敷藤花が先勝。第二局は21日に指される予定です。

 2月28日,金曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。
 僕は妹の送迎の往復には,基本的にふたつの路線バスを乗り継ぎます。このうち,上大岡駅から通所施設の最寄りの停留所へ向かうバスと,上大岡駅から僕の家の最寄りの停留所へ向かうバスは,共に上大岡駅が始発です。この日は迎えに行く際,上大岡駅から妹の通所施設の最寄りのバス停へと向かうバスがなかなか来なかったために,僕が上大岡駅に滞在している間に午後3時になってしまいました。僕は午後3時に通所施設に妹を迎えに行くということになっています。帰りの会があるので,妹が午後3時ちょうどに出てくるということはほとんどありません。ですから5分ほどなら遅れても何ら問題ありませんが,この日はそれにも間に合わないことが決定的になりましたので,通所移設に電話を入れ,遅れることを報告しました。
 始発のバスなのに定刻に遅れるというのは不思議に思われるかもしれません。このバスは,上大岡駅から洋光台駅を経由して港南台駅との区間を往復します。基本的に,港南台から来たバスが,上大岡で折り返してまた港南台へと向かうという運行になっています。このとき,港南台から来たバスが上大岡で折り返す際に,十分な時間的な余裕がとられていないのだと思われます。したがって,港南台駅から上大岡駅へ向かうバスに大きな遅れが生じると,上大岡始発のバスも必然的に遅れてしまうのです。このバスは運行の区間がわりと長いということもあって,この日のように10分以上も遅れてしまうということはありませんでしたが,2分とか3分なら遅れるということがこれまでにも何度かあったのです。
 僕の家の最寄りの停留所と上大岡駅を結ぶバスは,根岸駅から上大岡駅へ向かったバスが,上大岡で折り返して根岸駅へ戻るという運行になっていますから,運行のシステムとしては上大岡駅と港南台駅間を結んでいるバスと同様です。ただこちらのバスは運行区間がそれほど長くないこともあり,上大岡駅で折り返す際に十分な時間的余裕をとることができます。ですからこちらのバスが上大岡駅の始発時間を遅れてしまうということはありません。
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