スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋王戦&医師の所見

2019-03-11 18:55:48 | 将棋
 新潟で指された昨日の第44期棋王戦五番勝負第三局。
 広瀬章人竜王の先手で渡辺明棋王角換り拒否。先手が雁木から玉頭を手厚く構え,長引くと不利になりそうな後手から先攻。先手が受けに回って反撃を目指す展開になりました。
                                      
 先手が飛車を打った局面。この手が変だったという感想が残っていますが,受ける展開であればこの手は最有力に思えるので,ここは難しかったのではないでしょうか。
 後手は☖7二歩と桂馬の方を守りました。先手はこの手を見落としていたため,飛車を打ったのがおかしかったと思ったのでしょう。先手が☗7五飛と角を取ったのに対して☖8五金と打ち☗7四飛に☖6二桂☗7三飛成☖同歩で後手は飛車を取ることに成功しました。
 まだ受ける必要がある先手は☗2九飛。そこで☖5五歩と突いたのは☗6七銀を予想していたからかもしれませんが先手は☗4七銀と反対側に逃げました。このやり取りで先手が少し得をしたようです。
 後手が☖7四桂と跳ねたのは☗4一角が金取りにならにようにしたためと思われますがそれでも☗4一角と打ち☖3一金に☗5二角成としました。このやり取りも先手の得だったかもしれません。
 攻めを繋げなければいけない後手は☖6六桂と跳ねましたが☗6七玉で有力な継続手がありません。☖7五金と逃げるのは仕方なかったと思いますが先手は☗3五歩と反撃に転じました。
                                      
 この反撃が厳しくここでは先手が勝勢に近いところまでいっているようです。駒を投資して飛車を取ったわけですから,もっと早くその飛車を攻めに使う順がないと,第1図以降の後手には勝ちがなかったということになりそうです。
 広瀬竜王が勝って1勝2敗。第四局は17日です。

 診察がすべて終了したところで,主治医に妹の障害支援区分認定の所見の件を僕から依頼しました。僕はもしかしたら脳神経外科の主治医はそうした制度自体を知らない可能性もあると思っていたのですが,それは必要のなかった心配で,よく心得ていました。そしてあっさりと承諾してくれました。このときに僕が主治医と話した印象からすれば,たぶん医師はこうした所見を書くことを依頼されるのはこれが初めてではなく,何度か書いたことがあったのだと思います。ただしこれはあくまでも僕の印象ですから,確実にそうであったと断定できることではありません。ただ僕からすればそれくらいあっさりと医師は承諾してくれたということです。区役所からの説明では,新しく主治医を決定する場合は,所見を記入する用紙が僕のところに送付され,それを僕が医師に手渡して依頼するというやり方になるのですが,すでに主治医が存在しているという場合には,区役所から主治医の方へダイレクトで書類を送付するとのことでした。なのでおそらく記入用紙は区役所から医師のところへ近日中に送られることになるであろうということを伝えておきました。
 こうした事情ですから医師の所見として具体的にどのような内容が記述されなければならなかったのかは僕には不明です。そしてそれがいつ送付され,また医師がいつ区役所に提出したのかも不明です。ただそうしたやり取りが僕を介さずに行われたということは間違いありません。すでに新しい受給者証は入手しているからです。
 本牧脳神経外科はビルの3階にあります。1階の入口,エレベーターの前のところに椅子がありますので,僕はそこから福祉事務所に電話をしました。電話に出たのが前日に僕の家に電話を掛けてきた職員でしたので,本牧脳神経外科の医師が所見の記入を承諾してくれたという旨を伝えました。このときに医師のフルネームを尋ねられました。ここは開業医なので医師はひとりしかいません。僕は苗字がYであるということは知っていましたが,名前までは知りませんでした。ですがそれは福祉事務所の方で調べるということでしたので,お願いしました。この件はこれで落着しました。
コメント
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