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analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

念の為.差動無しの音も聞いてみる。

2025-04-10 05:43:38 | CfD-10

SRPPと差動アンプを組み合わせたプリはいい音だった。

念の為差動無しのSRPPだけで鳴らす。

これは電圧増幅のパワーアンプと組み合わせる。

いわばサブウーファー用の組み合わせ。

 

どうだろう、差動アンプ付きとそんなに変わらない音だとおもうのだが、聴いててつまらない。

なんでかな?

多分パリッとしてて、潤いが無い音。

あ、無いは言い過ぎかな、普通の音。普通の良い音。

私がトランジスタアンプに行かない理由に近いと思う。

差動付きのトランスアンプが何か良い。

あんまり自信ないが。

昔のミニコンポを聴いてる感じかな。

 

 

 

翌日も鳴らしてたら良くなった。

官能は無いけど、良く出来たトランジスタアンプ見たいかな。

硬いか柔らかいか、というと中間より硬めに寄った感じ。

ただ、キレがあり音離れが良いので気持ちいい。

この辺はSRPPの音かなと思っている。

SRPPは本来もう少し増幅度が有るはずなのだが後段に差動が有るので問題ない。差動を噛まないサブウーファー用のパワーはゲインが十分ある。

爆音にはしないので十分だと思う。

 

20250404


SRPP+差動の音

2025-04-09 00:02:55 | CfD-10

ちょっと今の音の感想おば。

 

 

まずは差動増幅にSRPPを追加した効果と思われること。

それは音がしっかりした。前のは薄かった。

SRPPで差動の入力インピーダンスが下がったからかな、なんて思う。

低域もしっかりした。SWいらないかも?なんて思う。スーパーバスサウンドを掛けても床を這ってくる低音がある。

ただ、高域は伸びた気がしない。

 

そして銀線を使った効果。

これは銅線が音像表面のつるんと輝いた感じに対して、銀線は表面デコボコ、ほの暗い?までは行かないか、少し照度を落とした感じかな。

音色の癖が無く、抜けが悪いという感じもない。

 

 

 

ああ、良い音だ、と思える。

私の作るアンプはどうしても「癖のない」「無味無臭」を目指してしまう。

個性を求めると音楽がカタヨる。という考え。

よってHiFiを求めてしまう。

一時期はこれのせいで音楽がほんとにつまらなくなった。

これは悪い方向だよな・・・と知りつつも私には直す手段がなくそのまま進むしかなかった。

そしてIPTを使った。

これも最初は苦悩の連続だった。

しかし最近は思うような音に出来るようになった。

HiFiを求めてだ。

ただのハイファイではない。

普通のアンプでは2~3日で飽きてしまうが今のシステムは何日も聴いて居たいと思える。

それはトランスを使ったからだと思うのだが。

「トランスはレンジが狭くなってダメなんだよね」

昔そう言われたことが有って敬遠してた。

ずいぶん遠回りしたな。

 

今はこの敬遠されるデバイスが手放せない。

 

20250403


アース確認

2025-04-07 00:01:52 | CfD-10

さすがにブーがひどいのでとりあえず何とかしよう。

今回、というか前回から電源トランスのセンターをシャーシーに落としてた。

本などでは良く目にするのだが、私は上手く行った覚えがない。

なのに今回も繋いでいた。

まずはこれを外してみた。

少し残るが大分マシになった。

 

今回早く組み上げようとグランド側は全部つないだ。

これがいけなかった。

改めて絵にしてみた。

下のLL1689はフォノイコ専用。

増幅部のグランドを電源トランスのセンタータップにつないでいたので、増幅部のグランドがシャシーアースから外れてしまった。

っていうか宙に浮いているし。

取り敢えず緑色のワニ口クリップで繋いでおいた。

 

 

そうだ、仮組の時もブーンが大きかった。

その原因が差動の前にSRPPを追加したからハム拾ったかな?

これが解決できるか?と焦ってしまった。

 

今は良い音が出てるからあとでゆっくり整理しよう。

 

20250403


低音が出るようになった。

2025-04-06 03:22:20 | CfD-10

今の音は低音が出るようになってバランスが良くなった。

部屋を替えたから?

大体広い、エアボリュームのある部屋に移動すると低音が抜けて行くと思う。

床は二階よりは強いと思うがそれでも大差はないと思う。

二階で低音が出てた時はもう少しドンというのが強かった。

これは壁とかに反射した低音だと思う。

これはこれで快感なのだが、今の部屋の低音は空気のような「ウワッ」って感じだ。

こちらの方が本物に近く、本来の低音ではないか?そう思う。

移動して三か月。馴染んできた。

 

私はもともとは低音なんかどうでもいい、という考えだった。

声の肉感、音場のスケール感を求めると低音は出てた方が良い。

重視するのは中音の音色。

これはトランス多用して満足している。

あとは音場の広がり。

これは無いと聴く気になれない。

包まれるような感じが欲しい。

これらを求めると、何か音に犠牲があってはならない。

それですべての音を出したいと考えてる。

 

20250402


プリの組直し 音出し

2025-04-05 00:05:56 | CfD-10

もういい予感しかしないので音出ししてみる。

最初は念のためNS‐10MMで。

電源ONでブー。

ああぁ。

まあいい。そのうち減るだろ。

 

NS‐10MMから音が出た。

ん?あれ?音が飛んでくる。

最初から期待させる。

あっという間にDS‐3000を繋いだ。

NS‐10MMのような飛んでは来ず少し引っ込んだ感じになった。

が、なんだ?エコーがバリバリ効いてる。

楽器の像は小さく響きが出る。

そして厳しい音だと思う。

深い音でもある。

キツイ、うるさいではない。

どんな音も出してしまおう、とするとこういう音になると思うのだが。

また一つ、好みの音になった。

低音も十分だ。

硬い・重い、ではない。雰囲気がしてるだけ?の低音。

本来生音ってこんなじゃね?なんて思う。

SWいらない、そんな感じだ。

 

あとはハムノイズだ。左が強いがひょっとしてパワーなんかな?と思ったり。

 

まあ鳴らしはじめだからもう少し落ち付くと思うのだが。

 

20250402


プリの組直し F特など測定

2025-04-04 00:03:34 | CfD-10

電圧測定が上手く行ったので他の測定をした。

まずはF特。

上グラフ、赤線がSRPP+差動アンプ。負荷は600Ω。

なんと、中々良い。

黄色線はSRPP単体の出力。負荷は47kΩ。

これも申し分ない。

 

 

次に利得。

SRPP+差動アンプは25dB。

SRPP単体では15dB。

よって差動アンプは10dBとなる。

前回の測定はパワーを繋いでの結果だが、

サブウーファー用が41dB。

DS‐3000用が54dBだった。

まあこれはパワーのゲインが解からないし、比較にならないな。

 

 

そして歪。

SRPPは3%で出力9.3V。

SRPP+差動は驚きの18.4V

差動は何かの間違いかな。

 

まあ結果には満足だ。

 

 

念のためノイズを見ようとしたが、入力ショートにするのがめんどくさいので発振器出力0で見てみた。

少し出たがこの発振器は0でも微小に出力してしまうのであてにならない。

 

20250401


プリの組直し 電圧測定

2025-04-03 00:01:21 | CfD-10

電圧測定をした。

左右チャンネルで分けていて、Lchのヒューズを外しRchから測定した。

SRPPと差動のプレート電圧が200Vほどになった。

1kΩのドロップ抵抗を3.5kにしてプレートが140V程に下がった。

これで良しとした。

調整一回で思うところの電圧になった。

Lchも測ったがRchと似たようになったが、フォノイコの調子のいい方の整流管に当たったかな?

今回は上手く行った。

 

念のためF特などを測ってみよう。

 

20250401


プリの組直し 完成?

2025-04-02 00:02:17 | CfD-10

プリの組直しで記事がその10まで行ってしまったので?休みに頑張ってくみ上げた。

最後の最後で手直しに梃子摺ったが何とか上がった。

 

電圧測定は後日にしよう

 

今回セレクターの端子部に熱収縮チューブをかぶせた。

オーグラインの細い単線がもぎれそうなので補強のためにやってみた。

まあ、どうでもいいが。

 

20250330


プリの組直し(SRPP+差動) その10

2025-03-31 00:03:44 | CfD-10

その10まで来てしまった。

増幅部はほぼ上がった。

想像とは違った、というか想像が漠然としていたので思ったようにはなってない。

けどまあ満足になった。

あとは電源と、ATT・セレクター周りを繋ぐ。

 

今日は土曜日で一日使って組み立てを進めた。

グランド配線は今回は銀単線を使った。

あらかた組んだので、シャーシーに組んでみた。

いつものことだが入力周りの配線で結構てこずった。

 

 

 

20250328


失敗した~

2025-03-30 00:01:16 | CfD-10

今組んでいるプリの電源トランスは、フォノイコから移植したものだ。

よってフォノイコの電源トランスを手配した。

東栄変成器のP-60N。

60mAで320V。ヒーター巻線は二つ。

終段は差動にして電流は8mAだったが12mAに増やそうと思う。

段間の12AU7は15mAほど。

初段はE80Fなのだが2mAほどだと思うが自信が無い。

以前は30mAほど。次回は38mAほどになる予定。

あれ?もっと増えると思ったがこんなもんか。

だったら今と同じPMC‐55でも良かったか。

あ、いや初段2mA、段間15mA、終段差動24mAで40mA越えだ。

そうだ、45mAのトランスに40mAは余裕ないなと思い60mAにしたんだ。

 

 

開いてみてびっくり。

二次側B電源は半波整流用だった。

しくじった。

まあでも折角だからやってみよう。

この巻き線は半波整流かブリッジ整流か。

半波整流も興味があるが、電圧が取れない気がする。

なのでブリッジ整流にしてみよう。

整流管のソケットが余ってしまうんだよな。

ダイオード整流は音が気になるんだが、差動にしてもフォノイコはそんなに気にならなかったんだよな。

 

20250329


プリの組直し(SRPP+差動) その8

2025-03-28 00:01:14 | CfD-10

ちまちまと進める。

上画像の真ん中へんの横向きの抵抗、SRPPのカソード抵抗。これは差動のFETのグランド側につなぐ。

ここまで来るのにやり直したりシャシーに穴あけ直したり・・・

 

 

前回抵抗の容量を考えたが、間違えた。

抵抗の入側の電圧とグランドとの電位差で計算してしまった。

ここは出側の電圧でやるので例えば20V。ここに30mA流れるとして0.6W。

なんだ充分だ。

5Wの抵抗で10W以上がなんで持つんだろう?そう思ってた。

 

20250325


プリの組直し(SRPP+差動) その7

2025-03-27 00:02:51 | CfD-10

仕事終わって帰宅してからちまちまと進める。

SRPP周りを少しやった。

 

ソケット上のコンデンサの左の端子から左下のOPTへとソケットのプレートへそれぞれ給電しなければならないが、一回ドロップ抵抗を付けたい。

その場所が無い・・・

 

それからうっかりしてたが、差動アンプに24mA、SRPPの5mAとすると、30mAになる。

整流管出口のチョークは45mA。

その後の抵抗は300Vとして、30mA流れると9Wにもなってしまう。

この辺は実際に測定してみて直していく。

 

20250325


プリの組直し(SRPP+差動) その6

2025-03-26 00:07:56 | CfD-10

配線を少しだけ。

銀単線を使ってみる。

ほんとは6N配線材を使いたいが入手不可・手持ちもほぼ無い。

 

別に銀だから良い、かはまだ分からない。

6Nだから良い、とは言えるがこれは私の好み。

幾つか代替えも使ってみたが納得いくものは無かったかな。

音は良くないのかもしれないが、それを「使っている」というのが大事なのかも。

最近そう思う。

良くわからん青い線を使っても不満は無かったし。

気分。

 

20250324