三郎兼続の日記

趣味の写真で山登り・旅行を主体にした日記
最近は山登りが少なく、城郭・巨木へ

八王子の浄福寺城跡に行って来ました。

2017-12-07 11:56:30 | 城郭東京

2017年12月6日(水)に八王子の恩方に在る浄福寺城跡(別名・・松嶽(竹)城・案下城・千手城・新城)に行って来ました、12月2日(土)に同じ八王子の高月城跡に行きましたが立ち入り禁止区域が多く消化不良の為、再度山城を見に行きました。

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浄福寺城は八王子城の裏手の方(高尾駅方面から見て)にあり大石氏の城でしたが手狭になり、滝山城・・その後八王子城を作ったので出城として使用されていました、別名が多いのは山・道・地名などの呼び名の為ですか?、今回は一番右側の恩方第一小学校脇(松竹橋すぐ)から山道に入りー山の神ー飯縄山ー東尾根中の丸ー三の丸ー二の丸ー北の丸ー本丸ー南尾根ー浄福寺へ(大手門・・・中尾根丸方面へは行きませんでした)。

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まず、大手門跡方面へ行きニユータウン方面(恩方第一小裏方面)を歩きましたが現地の方に尋ねても(4人)わからず、採石場があり登り口が無い?もしくは危険で迷惑なのかも?、引き返して松竹橋脇の理髪店裏の駐車場脇の細い道から山中に入りました。

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入口少しはヤブですが、山道がその後ついていました、しばらく進むと人工的な切岸?が出現。

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山の神の曲輪です、後が飯綱山259mです、漸く城の中に入れました。

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飯綱山を下り振り返ります、左が大手門跡方面への下り道ですね・・・・今回はそちら方面へ行きません、東尾根中の丸へ進みます・・・しばらく山道が続きます。

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出てきましたね、正面に立ち塞がる切岸、左右から挟み込むような土塁です。

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土塁上から下を見るとご覧のようですね、上から横から打ち取る防御です、山の尾根筋を利用した同じ形の防御が此れからアチラコチラの尾根筋で見られます。

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土塁の下横を来る敵、上からの横矢がかりの餌食が想像できますね、山城の醍醐味ですね、ちなみに本日この城で一人も合わず独占でしたね、しかし興味ない人は歩いても仕組みも気が付きませんね単なる山歩きですね。

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なおも先に行くと再び急な登り口・・・・横からの攻撃うかうかとは登れませんね。

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これは尾根筋を建ち割った堀切ですね、木々が多い堀が埋まっていますが、まだまだこれから大きなものが出ます。

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三の丸を過ぎて二の丸へ、北の丸の細い尾根筋です、堀切で分断もあります。

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此処が北の丸で小さな山頂を削り落とした曲輪みたいですね三方向は厳しい斜面です、これで二の丸へ戻ります。

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北の丸の堀切から二の丸方面を覗いた所です、細長い尾根ですね先程通過したところです。

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細長い二の丸の端に険しい深い堀切があります、二の丸と本丸入り口を分けています、荒れていて登りに気を付ける必要があります。

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本丸側から見た堀切と二の丸側です、本丸へはこの後しばらく急坂を上りますね。

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登りつめると本丸です、奥が一段と土盛した土壇になっていますね。

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此処が本丸です。

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本丸跡に石社が・・・他に説明版もありませんね。

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本丸の虎口ですね、観音堂への降り口です・・・・もう少し、左側方面に中の尾根丸への下り場所があったのでしょうが気が付かず下りました・・・・・?。

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この南尾根筋も防御台が連続していて、細い急坂で上りくる敵兵を上から攻める仕組みで固められています、細い尾根を削り回り込む山道が繰り返し出てきます。

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上から見ると下ががら空き状態ですからね。

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下からは急坂を上るわけですもしくは回り込む、上が楽に攻撃できるわけです、この城も八王子城と共に落城したわけですが、守りの人数が多分少なく(八王子城も少なかったですから)、しかも鉄砲に武装された敵方の前には守り切れずに玉砕したのでしょう・・・・歩いていて水の手がわかりませんでしたが、多分沢筋から運び上げたのでしょうかネ?籠城は大変ですね。

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漸く、観音堂へ降りてきました、此処も小さな曲輪後なのでしょうね?。

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観音堂周りも切岸状態の防御になっていますからね。

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浄福寺の白山大権現堂脇に下り、お墓から境内へ紅葉も終わりですね。

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浄福寺ですこの前に説明版がありました、登り口は左側墓の奥です、バスが陣馬街道(案下道)は一時間に一本と少ないので、帰りには川原宿まで歩きました、天気も穏やかで、山城も最高でしたね、規模は小さいですが小谷城の尾根筋を思い出しましたね。


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