2015年3月23日(月)に千葉県の城址を巡りに行って来ました、久留里城址・館山城址です、いずれもお城がある城址です。
お城・・・①現存天守、②復元天守、③復興天守、④模擬天守、⑤天守風建物に区別されてます(定義は省く)、今回のお城は模擬天守です。
久留里駅から歩き一番下の旧二の丸へ上がる山道を上り(白い線は舗装道路)資料館脇へ、そこからは尾根筋から天守閣へ帰りは白い線の道を下りました。
途中で見える久留里城の三の丸界隈の街。
途中堀切が幾つか見られました。
二の丸の塀を回り込みます、此処は中世の千葉の大名里見家の城と近世の江戸時代遺構が混在しています。
康正2年(1456)武田信長のお城、後に里見義堯が再構築、その後改易になり一時廃城1742年黒田直純が再建とあります。
二の丸脇下の薬師曲輪・・・此処の曲輪は全体に狭いですネ。
展望は好いです、切り立つ山なので木が邪魔しない、この下の郷が三の丸大手門堀とかが在ったみたいです、江戸時代です。
現資料館のが二の丸跡・・・・正面が薬師曲輪、左側が三の丸へ下る道、後ろ側が天守閣への尾根筋、その脇が現在は白い道で脇に鶴曲輪(やに狭いですが)あります。
狭い切り立つ尾根の先が本丸(突き当り)左上は天神曲輪、右側に回り込むと池があります。
本丸脇に2個の池があります。
池を過ぎると本丸入口です、資料では2層2階の土台に立ったお城だそうですが、浜松城に似た2層3階の天守閣です。
左の盛り土が当時の天守の土台と説明版にありました、ほとんどのお城は模擬天守ですネ、でもやはりお城が在ると無いのでは違いますから・・・・特に有名なお城跡では建物が無いと見栄えがしませんからネ。
尾根筋の道を二の丸脇から下る先に久留里曲輪があります、此処は少し他より広いです。
青春18キップなので時間が有ったので(何せ電車が余りないのですがひとつ前に間に合ったので)館山まで行きました。
館山駅側からも見える高台にお城があります、あるいて30分ぐらいですかね、下側から孔雀園脇を回り込んで、万葉の径へ戻って山頂へ行きました。
公園入口の下から見た館山城です、犬山城(国宝)に似た(破風が異なるか?)お城ですが美しいですネ。
館山城址・・・今は公園ですネ。
結構お城の遺構らしき景観がありますが、説明版が無いので思いにふけるだけですが。
回り込むように突き当りが本丸です、左側が万葉の径側で結構昔の遺構らしき場所が見られました。
上からの景色が右下側は梅園ですが、此処は三の丸相当ですかね?。
戻り、左が二本庭園とかツツジ園とか(二の丸相当?)、左上が本丸です。
本丸の脇に・・・此処では里見城跡とあります(脇の碑では館山城跡で説明がありました)。
山頂からの景色は素晴らしいです、何せ海が目の前ですから、館山の街が眼下です、桜の花ももう少しで咲きますネ。
本丸の天守です、犬山城を模したお城です、里見義康が天正18年(1590)の小田原の役の時完成した城は?その後1614年大久保忠隣事件に連座し改易になり廃城、戦時中は高射砲部隊が進駐し改変したので当時の様子は?判らないのでしょう・・・・。
ツツジ園側からの館山城・・・・今見ると流石に国宝(?)好いお城ですね、今江戸城に天守再建をの運動が有りますが、建物が在るほうが好いかもネ。