三郎兼続の日記

趣味の写真で山登り・旅行を主体にした日記
最近は山登りが少なく、城郭・巨木へ

盛岡城に行って来ました。

2020-08-12 12:06:36 | 城郭岩手
2020年8月5日(水)に盛岡城跡に行って来ました、今回で3度目ですかネ?。

盛岡城の縄張り図(岩手公園)です。

江戸時代の盛岡城の縄張り図、現在と合わせたのでさかさまに回転しました。

今回は下曲輪方面から・・・・県庁方面、鐘撞堂がありますが城内ですね、鶴ヶ池・向こう側が亀が池で内堀です・・・昔の図では勘定所があり烏帽子岩の脇の瓦門から三の丸へ入ったのです。

鶴ヶ池の堀です、右側が勘定所です。

外堀としての中津川です、右側が盛岡城です。

鶴ヶ池の続きの堀で堀の向こう側右が三の丸・正面が台所曲輪(現多目的広場)・奥が二の丸石垣・後ろ側が中津川ですね。

中津川を渡り鶴ヶ池の内濠に架かる橋、左側奥が淡路丸。本丸・右側が台所曲輪・二の丸です。

台所曲輪・・・正面が三の丸の石垣(現桜山神社)、右側に御台所門。

台所曲輪から見た、左奥が本丸、正面上が二の丸の石垣。

もう一度台所から見た三の丸石垣アップ。

台所曲輪を上り左側淡路丸の石垣、奥が本丸石垣、空堀、右側がわ二の丸。

二の丸の石垣・・・・この辺は奇麗な石垣で荒々しさはありませんね、これは石垣修理のハバキ石垣で石垣のハラミを抑えたのです・・・軍事的にはおかしな話ですね。

本丸への虎口、御末門・・・・昔はすべて階段ですね、本丸へは裏側に現在階段がありますが当時は無かったのですね、正面の廊下橋(二の丸との連結)と逆側の百足橋(現在ありません)の虎口でした。

ここにもハバキ石垣が・・・・この左側は北上古川の流れの堀が石垣の上は本丸の腰曲輪ですね。

坂下門・・・正面が榊山曲輪の三角曲輪が張り出していますね、坂下門の防御性を強めているのですね。

坂下門を入ると現在は反るように石垣があり途中でより高い石垣がありますね、三角の出丸の攻撃的な仕組みですね。

ここも緩やかな登りですが当時は急な階段で高石垣での防御、前は川の堀でした。

階段を上れば吹上門です、上がれば本丸下の腰曲輪です、左上が本丸の石垣で二階櫓がですね。

現在ある本丸のこの階段は当時はありませんね・・・・盛岡城本丸です。

本丸から見た二の丸方面・・・廊下橋だそうです。

二の丸。

廊下橋から見た本丸と二の丸の空堀、正面下が台所曲輪です。


岩手県盛岡市の志波城跡に行って来ました。

2020-08-10 12:31:20 | 城郭岩手
2020年8月5日(水)に岩手県盛岡市の古代城柵の志波城に行って来ました。

復元した、志波城外郭南門・・・ほぼ威嚇の城郭で二重の壁で囲んでいますね、外側の櫓門と周囲を築地塀(ついじべい)で外に堀の古代城柵です、大化の改新645年以降大和朝廷の積極的な領土拡大政策で神亀元年(724)宮城県多賀城、天平5年(733)秋田県秋田城(現在一部復元)、その後北東北一帯に801年頃横手盆地に払田柵・802年北上盆地に胆沢城・ここ志波に803年城柵を築きました、北側の雫石川の氾濫があり約10年で廃城となった、お城ですね。

志波城跡ですが北側は川の氾濫で焼失ですね・・・。

秋田城もそうですが、古代城柵は復元されないと縄張りが見えずわかりませんね、山城はいくらか当時の縄張り図が素人でも推測できますがね。

60m間隔に櫓が築地塀の上に構築されていたのです、もともと陸奥の蝦夷(えみし)を収めるため坂上田村麻呂が征夷大将軍としとして胆沢城・志波城を築いたのですから・・・・それ以前は延暦年間(789)エゾ征討で強い抵抗にあい敗れたのです。

表側正面からの外郭南門(櫓門)・・・・奥が南大路でその奥に南門・・・・その奥が政庁・・・。

外郭南門を入ると南大路ですね、東西南北に各門があり、真ん中に政庁がある縄張りですね。

南大路の突き当りに南門・・・その先に政庁があったのです。広い城柵なのです。

外郭南門の内側から見た築地塀と兵の住居跡(竪穴式住居?とか)。

内部から見た櫓門・・・・登りの階段が見えませんが、一部囲いが無い場所から梯子で登り降りしたのでしょうね。

官衙建門・・・・竪穴式住居とのギャップ??。

内側の横から、櫓への登り口はありますね。

塀上の櫓が見事ですね。

城壁の手前には堀があったのです・・・・。

外れの方の櫓・・・・塀ありませんでしたが?。
バスの時刻が2時間位の間隔なのでゆっくりできず駆け足での見学となりましたね。

岩手県盛岡城跡に行って来ました。

2018-06-29 08:11:19 | 城郭岩手
2018年6月26日(火)に岩手県の盛岡城跡に行って来ました、二戸駅から盛岡まで戻りました、南部を二分した勢力争いの結果得た、南部信直(南部家26代)が新たにこの地北上川と中津川の合流地点の丘陵地を利用し築かれたお城です。
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図右側には北上古川が流れていました、河に挟まれた要害の地でしかも近隣から花こう岩がとれ美しい石垣を築いたのですね。
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北側の三の丸の石垣で城内で一番の高さ14mで石垣出張部がありますね。
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三の丸の虎口瓦御門です、隣が桜山神社です。
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桜山神社の横後ろの三の丸部分にある烏帽子岩の巨石です。
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三の丸から二の丸への虎口車御門です。
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二の丸を直進すると本丸への虎口えの木橋が掛けてあります。
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本丸側から見た橋と二の丸側です。
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本丸西側上から見た石垣と二の丸腰曲輪。
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本丸南側の御三階櫓跡です、その先の二の丸の二重隅櫓があり、お城南側を遠くから見るると五重の天守に見えたそうです(見たかったですね)。
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本丸下から見た木橋と二の丸側石垣ですはばき石垣が見えますね石垣崩壊を防ぐ石積です。
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御台所曲輪(多目的広場)から見た西側三の丸石垣。
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同じ場所から見た右が二の丸と木橋本丸側石垣と武者溜。
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広場下は池とその向こうには中津川へと広がる空間です。
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二の丸南側石垣でこの隅に二重櫓があったのでしょう。
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二の丸東隅の石垣・・・これもはばき石垣でしょう。
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二の丸東隅吹上御門の志垣です。
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二の丸と本丸脇の一段低い場所の榊山稲荷曲輪です吹上御門の虎口の上に当たりますね、下を狙い撃ちでしょう。
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吹上御門の石垣で横にはみ出したのが榊山稲荷曲輪の石垣です。
今日までは天気が良いのですが明日は雨模様とカ・・・・今日は蒸し暑く汗だくでした大分疲れてきましたね、明日は山形方面です。




















岩手県九戸城跡に行って来ました。

2018-06-28 21:17:38 | 城郭岩手
2018年6月26日(火)は東北方面へ二戸の九戸城跡・以前行った盛岡城跡を見て回りました、二戸には豊臣秀吉天下統一最後の相手となった、南部一族の九戸政実の居城です、南部家の相続争いに伴い後の盛岡城主の南部信直・・・・・対九戸政実・・・・後の初代津軽藩津軽為信(南部藩から独立)の争いと豊臣秀吉の奥羽統一に絡む戦国末期の最後の戦いの場です結局秀吉に対抗した九戸政実は偽りの和議にあい投降惨殺、城兵は撫で斬りされたとか、大河ドラマみたいな話です。
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九戸城は馬淵川・白鳥川・猫淵川に囲まれた広大な平山城です、豊臣軍6万対九戸軍5千とか。
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二戸駅から呑香稲荷神社までバス3停で歩いても20分位ですかね、駅の3Fの観光案内所か三の丸エントランス広場のガイドハウスに資料がありました、私は三の丸と本丸脇の空堀から時計まわりに回りました。
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本丸は右手・空堀?(湿地)・三の丸方向となります。
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大きな土塁脇を回り込み縄張り図の上方向です、前の土塁が二の丸ですね。
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左側の土塁上が石沢館・右側が二の丸です。
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少し二の丸側へ回り込みました、切目が本丸と二の丸空堀ですね。
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二の丸・石沢館の間を回り込むと二の丸の搦め手門へと出ました。
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これは石沢館の虎口から見た二の丸方面です。
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二の丸から見た搦め手の虎口です。
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二の丸は本丸をL字型に取り囲みますね。
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二の丸と本丸の間には石垣の付いた空堀があります、追手門は木橋で繋がっています。
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追手門は小さな枡形?ですね。
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本丸脇から見た本丸の虎口方面の土塁です。
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本丸虎口です・・・・枡形構造ですね、石垣とかも含めて蒲生氏郷が構築説もあるとか?。
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本丸土塁の端から見た本丸です。
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同じ本丸土塁上から見た二の丸方面と石垣の空堀です。
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二の丸側から見た本丸虎口です・・・・正式な名前が?。
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本丸虎口脇の空堀です。
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此れも二の丸です、最初この奥から二の丸へ入り・本丸へと入りました。
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本丸の空堀で追手門側の橋が架かりますネ。
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大手門側から城外へ出ました、此れは二の丸側の切岸です、現在の道路は深田堀?(多分湿地)なのでしょうね、これ以外に稲荷神社のある山(丘)は松の丸とか若狭館とか広大な城郭だったのです、此れから南部信直の孫が築城した盛岡城へ行きます盛岡城は2度目となります。