三郎兼続の日記

趣味の写真で山登り・旅行を主体にした日記
最近は山登りが少なく、城郭・巨木へ

名胡桃城址・沼田城址に行ってきました(群馬)。

2014-07-30 11:10:09 | 城郭群馬

2014年7月29日(火)に群馬県水上市の後閑にある名胡桃(なぐるみ)城址・沼田城址に行ってきました、暑かったです。

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後閑駅前から利根川を渡りました、地元の方が親切に水路橋を教えてくれて少し近道が出来ましたが、結構歩きました、正面左(ここからは左木の陰方面)奥の高台です。

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国道17号に少し切られた形です、図の上の方が利根川後閑駅方面で、駅の先山の麓に北条方の沼田からの出城明徳寺城が有ります、そう此処は真田昌幸が築いた山城です。

城は簡単な連郭式な山城です、尾根筋を利用し堀切で区分け。

豊臣秀吉に北条氏を攻める原因を与えたお城です、秀吉が関東。奥州の大名に私闘を禁じた「関東奥惣無事令」をだし、北条側が無視してこの城を攻め取ったのです。

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国道17号から見た城内です土塁は農地として使用したため、平らに削られていますが空堀が綺麗に残っています、丸馬出しで左が三の丸の空堀です、馬出しの後ろに空堀があり三の丸です。

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此れは右側が三の丸で左側が二の丸で此処は二の丸の空堀です。

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これは二の丸横の腰曲輪でその先は湯舟沢の断崖です。

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二の丸と本丸を渡す土橋(昔は木橋)で空堀は筋違いに彫られています。

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土橋を渡ると本丸です、碑文は徳富蘇峰による揮毫とありました。

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本丸先のササ郭です、尾根筋を堀切で分断した様子が判りやすいです、此処には土塁が少し見られます。

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ササ郭から沼田方面をみる、木の陰でわずかに見えません。

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ササ郭からみた本丸です、土橋横が両サイド堀切で落としてありますネ、右側は空堀で踏み込んで上がると二の丸・三の丸・般若郭の壁に阻まれます。

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本丸から二の丸方面をみる。

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二の丸からみた左が三の丸と向かい側が般若郭です。

小さなお城ですが、縄張り状態がよく、地元のボランテイアの方の説明で判りやすかったです感謝です、この後沼田に引換し沼田城址を見ました。

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沼田駅から坂道を上り沼田城址に行きました。

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ここも真田家ゆかりのお城ですが5代目で廃城取り壊しに在った為、広場の縄張り以外当時の状態はありません。

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わずかな、石垣が残る西櫓台後、石垣は土で埋められていた為残っこた。

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おなじ石垣と樹齢400年の桜(御殿桜)です。

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捨曲輪後、利根川の段丘が左・正面方向で切り立っています。

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名胡桃城方面をみる。

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真田信幸(真田昌幸の息子(長男で徳川方)、昌幸と信繁(幸村・・次男)は豊臣方))が築いた当時のお城図面。

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テニスコート裏にある池に僅かに残る石垣(多分掘れば内堀の石垣等が取り壊しで埋めた状態で復元出来るのでしょう。

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本丸跡・・・・今は公園の広場で花壇とかテニスコートとか野球場でした。









日光白根山に行ってきました。

2014-07-27 08:17:17 | 山関係

2014年7月26日(土)に山水会の定例会で日光白根山にいきました、丸沼高原からのロープウエイで山頂駅ー七色平分岐から時計の逆回りで山頂ー弥陀ケ池分岐ー七色平分岐ー山頂駅のコースです。

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山頂駅からの日光白根山です、朝のうちは雲の中で下が良く見えだしました、手前の樹林帯を斜め右側方面へ行き右斜面の途中へで、そこからガレ場を上り左へピークを上り下りします・・・山頂は真ん中のピークに有ります、左へ下り戻ります。

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樹林帯を抜けて森林限界へ出ました、左がが初めのピークです。

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枯れた木々が風情を醸し出しますネ、シャクナゲの花が沢山咲いていました。

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火山の山なのでガレ場の登山道です、上りずらいです、山頂はもう少し先です。

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ガレ場が終り右側奥が最初のピークです。

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これは噴火口のお釜ですネ、泥で埋まりましたネ。

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最初のピークです、社が綺麗に収まっていました。

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第一ピークから第二ピークを見ました、一番高い所が山頂です、一度岩場を下り、上ります。

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山頂からみた五色沼と前白根山です・・・その先が日光湯元方面です。

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山頂を下り、第三のピークを上ります、写真は山頂の岩場です、あの岩場が山頂で皆さん上っていますがいつ崩れるのでしょうかね。

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第三のピークから見た弥陀ケ池です、池の周りに昔はニッコウシラネが群生していたのですが、今は鹿に食べられあまり見られないとか。

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池に向かいガレ場を下ります、下りは疲れます。

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弥陀ケ池です・・・時間の都合で池にはおりませんでした。

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これは五色沼の一部が見えました。

天候に恵まれ、楽しい仲間との山行が出来、皆様に感謝の一日でした。


静岡に行ってきました(駿府城・静岡浅間神社・来宮神社)。

2014-07-24 11:30:19 | 城郭静岡

2014年7月23日(水)に静岡に行ってきました、駿府城・静岡浅間神社・来宮神社の大クスを見て回りました。

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駿府城の全体図です・・・・今は内堀(本丸を囲む堀)は有りません、中堀が綺麗にあります、外堀は所々があります、静岡駅は下の右側の方向です、駅から歩いて15分ぐらいで巽櫓に出てきます。

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此れは中堀の全体図です、内堀が無く判りずらいですが、真ん中に本丸内堀が存在していたのです、内堀の周りが二の丸でこの堀の外側が三の丸です。

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これは外堀です奥の建物が県庁で大手門近辺で三の丸です。

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此れは二の丸に架かる東御門と橋、手前が巽(たつみ)櫓(そん)(南東方面)です。

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東御門(東御門橋・高麗門・多聞櫓・おくが櫓門で構成された桝形門です。

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高麗門です、中突き当りが多聞櫓(左もそうですが)で右側に次の門(櫓門を潜り二の丸に入れる、この内側が桝形(四角)で二重の門で堅固なのです。

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二の丸水路内堀と中堀を繋ぐ水路・・・・・・・。

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城内紅葉山庭園です・・・・・・・・。

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本丸跡に建つ家康公像。

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坤(ひつじさる)櫓(こん)(南西方面)です、平成25年に復元建てられました。

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堀の外から見た坤櫓です。

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三の丸にある県庁の21階展望室からの城内・・・巽櫓と東御門、右奥が紅葉山庭園です。

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城より15分位歩くと静岡浅間神社です、幾つかの神社が重なるようにあります、これは八千才(はちほこ)神社です、社に彫り物があり美しいです。

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此れが静岡浅間神社です、珍しい建物です。

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特に大拝殿は重層楼閣造りで「浅間造り」と呼ばれているそうです。

これから熱海に戻り、伊豆急の来宮に行きました。

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来宮神社で大楠を見ました、樹齢2000年幹回り23.9mの大巨木です、片方は枯れていますが、片方は今も盛んに伸びています。

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裏側から見た木です。

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横の山側から見た元気の良い方です、どうです、凄い迫力です。

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よりアップした木の胴回りです。

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これは第二の大クスです、樹齢1300年とか300年前に落雷に会いましたが今も元気です如何です、凄いものですね。

本日は朝一番で青春18キップでの日帰り旅行でした、やや疲れましたが巨木に元気をもらいました。







裏磐梯に行ってきました(檜原湖・会津若松・磐梯山)

2014-07-16 20:49:31 | 山関係

2014年7月13日(日)から15日(火)にかけて裏磐梯猫魔に行ってきました。

ホテル2泊のフリープランの行動ツアーです、近頃この手が多いですネ。

13日は雨模様の日でしたが檜原湖周辺を散策しました。

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檜原湖周辺を熊よけの鈴を鳴らして散策、雨が時々降りました、遠くで銃の音が何発か鳴り響きました、結構熊さんが多いみたいです。

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翌14日(月)は磐梯山を予定していましたが、やはり雨模様の為会津若松を観光しました、駅前の白虎隊の像・・これから飯盛山に行きます。

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白虎隊が飯盛山のこの地で鶴ヶ城が燃える(実際は城下が焼かれた)のをみて最後をとげた・・・・・南鶴ヶ城を仰げば砲煙あがる・・・・・。

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白虎隊19名の墓、御香が絶えません、今も沢山の方が来てお話を聞いて、私もまた涙が出ました、二本松藩でも少年隊のお話がありますネ。

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その後、鶴ヶ城を本日は見ました、三の丸方面から、二の丸、内堀の周りをみて城内に入り北の出丸をでました、やはり大きな城です戊申の役で薩長との近代戦で1か月、熊本城同様凄い城です。

蒲生氏郷が当初は7層の天守閣、その後加藤家が5層にし北の出丸。西の出丸を築きました名城ですね、加藤嘉明は愛媛松山城でも有名ですネ。

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二の丸からみた本丸への渡り橋、廊下橋です、堀の巾も大きいですね、銃撃戦にも耐えられますネ。

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廊下橋正面の石垣・・・桝形です。

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やや、北側よりみた鶴ヶ城。

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城内の石垣上からみた廊下橋右側が二の丸でその向こうに堀があり三の丸が有りました、本丸側が高く守りやすい構造です。

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東側から(二の丸がわ)見た鶴ヶ城。

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やや南側からみた鶴ヶ城。

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大手門(鉄門)をくぐり南西側から見た鶴ヶ城。

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北西側からの鶴ヶ城。

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天守から北側をみる、武者走りの石垣、上から攻めてくる敵を正面石垣上から迎え撃つ構造です、北の出丸にも桝形石垣が道路にそのまま残っています、北の出丸・西の出丸も大きな堀に囲まれた構造で当初の弱点を補う形で追加されたのでしょう、南側はどうなのかは判りませんでした?。

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15日に磐梯山に上りました朝はまだそれ程良い天気ではありませんでした、八方台からの短いコースです、7時50分スタート。

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中の湯後(建物は朽ちています)、正面は丸山ですかね、此処から本格的な山登りです。

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弘法清水ここから35分で山頂へ撞きました、雲が出たり日が出たりの繰り返しで段々日差しが良くなりました。

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10時山頂、猪苗代湖側は雲の中でしたが時々見え始めました。

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雲が上がり始めましたネ。

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櫛が峰と沼平がみえます、爆裂火口の跡です。

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ここは弘法清水からの景色です、雲が上がり見晴がききます、左は檜原湖です。

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段々雲が上がり、櫛が峰も良く見えます。

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これは帰りのホテルからの磐梯山です。

今回は雨模様の中それでも磐梯山へ登れ良かったです。













礼文島・利尻島に行ってきました。

2014-07-07 13:05:13 | 旅行記

2014年7月3日(木)ー6日(日)に礼文島・利尻島に行ってきました。

紋別空港から宗谷岬稚内ー礼文島ー利尻島ー稚内―紋別のコースです。Dsc07989

日本最北端の地宗谷岬に立つ間宮林蔵の雄姿です、29歳で樺太(現サハリン)に渡り間宮海峡を発見世界地図に間宮があります。

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北海道稚内宗谷岬に立つ、日本最北端の地の碑・・・なかの文字はNで「北」を現しているとの事です、本日はサハリンは見えず残念です。

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船で礼文島へ渡る途中で見えた、利尻島利尻山(1721m)です、この山はすぐ雲がかかり見えたり見へ無かったりです。

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礼文島は花の島です、まず一番島の南にある桃島から知床まで3時間の花めぐりです、この花はオオハナウド・エゾシシウド・オオカサモチの何れでしょう・・・・花・葉で見分けますが??。

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レブンシオガマで間違いないでしょう・・・花付が本土のシオガマより多いとか。

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これはレブンソウで間違いないかな・

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日本海です島の西側です、海の中小さな島が猫島です。

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桃岩です板状節理ですが、大分崩落し剥がれているので今は上れません、下から見上げると桃の先みたいに僅かに尖がっているのです。

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此れはレブンキンバイソウでしょう。

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島の西方の海岸沿いです、板状節理の岩が見えますネ。

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此の島が猫岩です・・・見えますか?。

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この台地の上はお花畑です、海抜が低いのに高山植物が咲き乱れています、金環日食がこの地で観察されたときに外部の植物学者が発見、今では花の島で有名になりました、特にレブンアツモリソウです。

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これも有名?なレブンウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)です。

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お花畑です、エゾカンゾウも咲いていますネ。

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左が桃岩の方向で真ん中のお花畑を散策してきました。

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見え無かった利尻山が見えました、海に浮かぶ山に相応しいですね、如何ですか?。

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終点の地の果て知床からの利尻山です。

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エゾカンゾウです、ニッコウキスゲに似ていますが少し?違います。

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澄海岬(スカイミサキ)(西側のやや北の岬)です。

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スコトン岬ー日本最北限です、目の前はトド島(無人島)です、向かい側の金田岬ではウニ丼を食べましたが(私は食べず)海にアシカガ泳いでいました、波が静かな時は岩の上にいるとか?、この日はヤマセの風(東風)が強く大変でしたね。

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礼文島を離れてこれから利尻島へ渡ります、利尻の雲が無くなり山が良く見えました。

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この山は見る角度でかなり山の姿が変わります、此処からは凡そ利尻富士の雄姿ですネ、北側から見た所。

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これはホテル「利尻」の屋上から見た利尻山、あの吉永さゆり主演北のカナリヤの撮影で宿泊に使用したホテルです、温泉が良いですネ、此処からは山の姿が大分違います、ちょうど西方から見た所。

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これは朝みた山です朝日の関係で山が見ずらいです。

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此れも同じとこからです。

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これはツルアジサイです、姫沼に沢山ありました。

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アザラシです南側仙法志の海・・・。

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昨日宿泊した沓形の港からこれまで島を1周しましたが山は見えず、漸く姿を見せましたがこの後すぐ見えなくなりました。

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利尻島を後にします。

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やはり山は隠れていました。

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此れはバラ科のハマナスです、ローズの匂いが凄いです木にはトゲがあります。

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ハマボウフウの花です、高級店の刺身のツマとか??。

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これは強烈に印象に残りました、エゾニュウです、シシウド達の仲間ですカネ?。

利尻富士登山は下から10時間位かかるとか、上8合目からがザレバで上りが大変と花ガイドの女性が言っていました。

島では野菜は無く殆ど魚系の料理で無駄にしてしまいましたが、好きな人は応えられないようでした。

暑くは無いですが、風が有ると寒い時がありました。