初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

マーケットへの取組み

2010-05-21 09:33:38 | 株・いろいろ
 世界中の株式相場の下げが止まりません。

 昨日のニューヨークも大幅下落でした。

 “ユーロ圏のソブリン危機が、とりくみ次第で世界の景気回復を危機にさらすとの懸念”(ロイター)

 ということですが、問題は“とりくみ次第”ということです。

 ドイツが国債の空売り規制、アメリカが株式市場で値幅制限、などは

 いろいろ批判はありますが、マーケットにたいするカンフル?でしょうか。

 とかく「オオゴトになってはじめて動く」のが行政の常。

 もし、マーケットが「必要以上に“投機”に振り回されている」ならば、

 早めのカンフルは必要だと思います。

 ヒトゴトではありません。日本もですよ。

個人投資家の相場感

2010-05-20 13:12:17 | 株・いろいろ
 わが国の株式市場での売買高は、外国人投資家がおおよそ半分を占め、個人投資家はせいぜい20%台ですね。

 最近のように株価が大きく下げる時は、外国人投資家の売り圧力が強いのですが、

 個人投資家の相場感は逆のようです。

 個人投資家は3月に入ってから7週間連続で売り越していましたが、

 4月第3週(19日~)からはずっと買い越しになっています。

 因みに3月1日の日経平均株価は10172円、その後4月5日には11339円まで上げました。

 4月第2週の最終日(16日)も11102円と、11000円台だったのですが、

 その間ずっと売っていて、

 そのあとがたがた下がってくると買い越している、ということになります。

 すばらしい相場感?ですね。

 目先、上げ期待していいのでしょうか。

 

中国人は北海道がお好き

2010-05-19 09:11:27 | 株・いろいろ
 7月から中国人向けの個人観光ビザの発行要件が大幅に緩和されますね。

 いま浅草では、外国人観光客の7割近くが中国人だそうですが、

 7月以降の観光地はもっともっと中国人が増えそうですね。

 ところで、中国人に人気の日本の旅行先はどこでしょうか。

 日本政府観光局まとめ「中国の旅行会社46社アンケート」でベスト5をみると:

 1位 北海道と東京、か、北海道と関西

 2位 北海道

 3位 東京

 4位 東京と名古屋と大阪

 5位 関西

 私は、ヘーッ と思いました。

 中国人は北海道が好きなんだ、と。

 “旅行会社がツアーを企画する旅行先”ということでしょうが、人気を反映しているわけですよね。

 日本での楽しみは「買物」「桜」「紅葉」「温泉」「スキー・雪遊び」が上位だそうです。

 人気観光地は受入れ策を検討中、検討中の由

 

ユーロ安の恩恵業種

2010-05-18 09:28:48 | 株・いろいろ
 5月2日のこのブログで「企業の想定為替レート」について書きましたね。

 ドル・円について、「円高になると業績はこんなにマイナスになる」という例を入れて。

 今朝の日経「まちかど」に、「ユーロ安の恩恵銘柄」という記事が載っています。

 いま、ここまでユーロ安になると、業績にマイナス影響を受けるところが多い半面、

 欧州から材料などを輸入している企業にとってはプラスになるのですが、記事によれば、

 食料品、繊維、木材、紙・パルプなどをあげています。

 具体例として、

 “大塚家具は欧州製品の売上げ比率が10%超である”ということなど。

 そういえば、2日のブログで、円高で東京電力は儲かると書きました。

 昨日は珍しく?全業種の中で電力業だけ株価が上げていました。

 

証券学習協会の会員総会

2010-05-17 06:47:50 | 株・いろいろ
 今日は、証券学習協会の会員総会を開催します。

 会員総会とは、株式会社の株主総会に相当します。

 昨年度1年間にどのような活動をしたか、会計はどうだったかを諮ったあと、

 今年度はどのような活動をする予定かを報告します。

 私たちは、毎月理事会を開催し、

 前月の活動と会計を理事に諮ったあと、全会員向けに“お知らせ”として案内していますので、

 それを1年分まとめて報告するということですね。

 出席メンバーもほとんどが毎月顔を合わせる人です。

 それでも、総会で締めくくったあと、

 内閣府や法務省、それに税務署などに対していろいろな書類を提出しなければなりませんので、

 それなりのイベントといえます。

 今年度の方針も打ち出すことですし。

為替を学ぼう(17)ユーロ安、投機筋が主導

2010-05-16 09:49:49 | 株・いろいろ
 いかなる相場でも、荒っぽい動きを主導するのは“投機筋”ですね。

 そして、“首謀”?はだいたい“売り方”です。

 今回のギリシャ問題でも、売り方の投機筋が活躍しているそうですね。

 米シカゴ・マーカンタイル取引所の通貨先物取引で、

 投機筋の“ドルに対するユーロの売り越し額”が、11日現在、

 約142億ユーロと過去最高になっている由。(今朝の日経)

 “南欧諸国の財政懸念はまだまだ続くぞー”といいながら、

 売り方投機筋が売っているようです。

景気回復とギリシャ問題の綱引き

2010-05-15 13:25:02 | 株・いろいろ
 国内経済の動きはかなり明るくなってきていますね。

 企業の決算も、見通しも、ずいぶん力強くなってきています。

 また、4月の街角景気も3年ぶりの良い数字。

 なのに、ギリシャ問題で株価の揺さぶりが続いています。

 そんなにギリシャ問題の影響は大きいの?

 QUIKの株式月次調査による、国内機関投資家の見方は:

 当然ながら「欧州経済を悪化させる」は61%あるのですが、

 「世界経済を悪化させる」は14%程度しかなく、

 「特に影響はない」が21%もあるのですね。

 そのわりには株式市場はビクビクしすぎる?


藤がきれいな季節

2010-05-14 10:45:25 | 株・いろいろ
いま藤の花がきれいですね。

全国的に見事な花があり、中には天然記念物も。

わが国では昔から藤が登場しています。

古事記にも万葉集にも、源氏物語や伊勢物語にも、あらわれます。

絵画はもちろん、工芸品や衣装にも取り上げられ、日本的な趣の花ですね。

西洋では?

因みに、シエイクスピアの作品には見あたりませんね。

サッカーと株式相場

2010-05-13 09:19:03 | 株・いろいろ
昨日の新聞に書いてあったことです。

サッカーW杯の代表が決まった10日の株式市場では、

平均株価が下げた中で、サッカー関連銘柄は堅調だったと。

スポンサーのソニーやコカ・コーラ、

試合を放映するテレビ朝日や、旅行需要期待のHISなど。

過去の大会では、事前予想に反して勝った翌日の株式相場は上昇、敗北は下落だった由。

選手の皆さん、頑張って!!

為替を学ぼう(16)ユーロが上がらないわけ?

2010-05-12 07:30:32 | 株・いろいろ
 ユーロ防衛のために最大7500億ユーロ(約89兆円)もの緊急融資制度が創設されましたね。

 しかし、ユーロは円に対しては勿論、ドルに対しても下がりっぱなしで戻りません。

 10日には、欧州中央銀行トリシェ総裁が「ユーロ圏諸国の中央銀行がギリシャ、スペインなどの国債の買入を始めた」ことを明らかにしました。

 すこいぞー! と思ったのですが、

 ある解説者によると、これがユーロ安を招いているのだ、というのですね。

 「あんな格付けの低い国債を買っていて“ユーロ”は大丈夫なのか?」

 という不安心理が働いているのだ、という説。

 今のような環境では、いろいろな心理が投資・投機?に影響を与えますね。