初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

配当を維持できる会社

2014-01-09 16:00:47 | 株・いろいろ
 今、配当利回りが同じような会社が数社あったとします。

 それらの会社が今後とも今の配当金額を維持できるか、

 願わくば増配してくれる可能性がある会社はどれか、

 を見る時は、会社の上げている利益の額と、そのうち配当金に回す金額を比べてください。

 例えば、100億円の税引利益を上げているA会社が配当金に60億円回していたのと、

 50億円の税引利益のB会社が配当金に10億円回していた場合のそれぞれの比率は:

 A会社の場合: ( 60億円 ÷ 100億円 )× 100 = 60%

 B会社の場合: ( 10億円 ÷ 50億円)× 100 = 20%

 となりますね。

 この比率を「配当性向」といい、配当性向だけを比較した段階では、

 低いほど配当を続けるのに余裕があるといえます。

 上の例では、A社よりB社の方に余裕ありです。

 配当利回りを見た次には、

 この配当性向を見ておく必要があります。

 

 

 

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