今日からは、制度信用取引におけるいろいろなきまりを見ていきます。
なお、制度信用取引の場合でも、
規制の範囲内ならば証券会社は自由にルールや数値を決めることができます。
したがって、これからの説明でも証券会社によって取扱い・数値が異なる場合があります。
1.信用取引口座の設定
イ.信用取引の説明を受ける
これから信用取引を始める場合は、
取引する証券会社から信用取引制度の概要などを記載した説明書を貰い、
その内容について説明を受けることになっています。
インターネットでも説明を受けることができます。
ロ.信用取引開始基準にあっているかどうか
信用取引はリスクの高い取引ですので、信用取引を利用する顧客に対しては、
投資知識、経験、資力等について十分であるかが求められます。
証券会社によって異なりますが、
顧客の投資経験や預かり資産など必要な事項について基準を定め、
基準に達した顧客に対して信用取引を認めています。
ハ.信用取引口座設定約諾書の差入
口座開始基準に達した顧客は「信用取引口座設定約諾書」を差し入れますが、
これは明日。