ニューヨーク株式は続落でした。その背景は:
これまでのもの ⇒ パレスチナ問題(含むロシア制裁)、アルゼンチンのディフォルト
新しいもの ⇒ 雇用統計・非農業部門雇用者数20.9万人で市場予想22万人を下回る
などでしたが、ニューヨーク株式は約70ドル安。
さて、日本の株式市場に関わる諸データをみましょう。
まず、日経平均株価の昨日の終値は15523.11円でした。
大証の日経平均株価の先物(9月)の終値は15580円。
それに対して、シカゴの日経平均株価先物は15415円と、大証より165円安でした。
為替がやや円高に動いたのを見て、株価も売られたようです。
一方、昨日現在の日経平均株価の日々線と25日移動平均線との乖離は+1.02%で、
とりたてて、云々する水準ではありません。
また、東証1部の騰落レシオは5月の21日以降100を超えていたのが、
昨日、久々に97.69%と100をきったところにいます。
信用取引関連の数字では、売り残はほぼ横ばい、買い残はやや減少で大きな変化なく、
買い残の評価損益率は-6.54%(7月25日現在)で、まずますのところです。
やはりアメリカの動向がイニシアティブをとるでしょう。