13日から6日間連騰してきたニューヨーク株式が、
昨日は“中古住宅販売件数が予想を上回る”という好材料にも拘わらず、10ドルほど下げました。
17,000ドルの大台替りを気にした模様です。
“台替わり”とか、“大台替り”とかは、感覚的に使われる言葉で、
対象となる株価の水準で使い分けられます。
たとえば、NYダウ平均が16,800ドルから16,900ドルに値上がりすると“台替り”とか、
“16,900ドル台乗せ”などと表現し、
さらに17,000ドルに値上がりすると“大台替り”“17,000ドルの大台乗せ”などと表現します。
値下がりの場合には、“台割れ”“大台割れ”と言います。
この“台乗せ”“大台乗せ”は、買い方も売り方も、心理的に、
「一応売っておこうか」とか「これ以上の買いは見合わせよう」とか、
意識するため、足踏みすることが多いのです。