フィラデルフィア連銀の、製造業調査対象は地域限定で、
ペンシルバニア州東部、ニュージャージー州南部、デラウエア州だけなのですが、
総合指数である景況指数は、対象地域の製造業が景気をどう捉えているかを表しており、
非常に魅力的指数と捉えられているのです。
アメリカの経済指標のなかで、いちばん日銀短観に近い感じだそうです。
このフィラデルフィア連銀の6月の製造業景況指数が昨日発表になり、
市場予想(平均13.4)を上回った17.8だった由。
これが、また株価を押し上げたようです。(他にも好調指標あり。)
この指標は、実績値だけでなく、
6っか月先の見通しもまとめられているほか、
総合の景況指数を支えるいろいろな指数、たとえば、
新規受注、出荷、受注残、在庫、仕入れ価格、販売価格、従業員数、労働時間、設備投資、等々
についても、発表されているのです。
確かに魅力的指標ですね。