初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引の買方優位に?

2013-01-10 09:46:59 | 株・いろいろ
 配当利回りや株価収益率は一服して・・・

 昨年末12月28日現在の、信用取引買残の評価について:

 なんと、-3.12%に減少しています。(12月21日現在は-6.10%でした。)

 12月28日現在の買残高は3市場合計で、1兆3308億91百万円ありますが、

 評価損はわずか?415億円強ということです。

 “わずか”と書きましたのは、

 信用取引の買残は、利食いができなかったものが残るわけですから、

 損になっていることがほぼ普通の状態であり、

 経験則によれば、10%前後の評価損が平均的?なのです。

 さらに経験則では、評価損がプラスになるのは勿論、

 0に近づくのは、“相場は過熱”と見られることが多いのです。

 12月28日の日経平均株価は10395.18円ですが、

 昨日現在では約200円上にいますから、

 さらに、評価損は小さくなっていると考えられます。

 因みに、-3.12%は07年2月以来の低さです。

 相場は、外国人投資家の強力な買いで上げていますが、

 そんな目をもって?相場を見てください。